「交番の日」の27日、横浜市内の各署でキャンペーンが行われ、地域安全のよりどころである交番の役割を啓発した。県警は交番等整備基本計画に基づき、各交番の機能強化を念頭に統合再編に着手しており、こうした方針に理解を求める機会ともなった。
戸部署では、俳優の神保悟志さんが一日署長に就任。横浜駅東口で交番をテーマに、署員とトークショーを行った。ドラマで警察官役を務めることもあるという神保さんは制服姿で「交番は住民の安全・安心にとってありがたい存在」と活用を呼び掛けた。県警音楽隊の演奏も行われた。
加賀町署では、横浜DeNAベイスターズの上茶谷大河投手が一日署長を務め、防犯ボランティアや署員らと横浜中華街をパトロールした。高齢者が被害に遭う特殊詐欺が横行していることを踏まえ、上茶谷投手は「知らない番号からかかってきた電話には注意しましょう」などと注意を促した。