FAのダイソンが交際女性と飼い猫にDVか? 猫を名乗ってSNSで告発、MLBが調査へ

ツインズからFAとなっているサム・ダイソン【写真:Getty Images】

31歳のダイソンは、今季61試合に登板し、5勝1敗23ホールド2セーブの成績

 ツインズからFAとなっているサム・ダイソン投手が、交際女性からインスタグラムでDVを告発され、MLBが調査している。米TV局「NBCスポーツ」が伝えている。

 ダイソンと交際しているアレクシス・エリザベスさんは、自身の飼い猫の名前のアカウントで、猫が語っている風の文章でDVを告発し、記事ではそれを紹介。投稿では初めに「この箱についてちょっと言いたいことがあるんだ。今年この箱をもらったんだ。この箱を気に入っていたよ。上に乗ったり、(中から)外を見たり、上の部分で爪とぎをしたり、かくれんぼもできたんだ。気に入っていたんだ。2枚目の写真を見るとわかるけど、自分が信頼していた人が信じられないことをしたんだ」と猫の家が壊されている写真を公開している。

 さらに「ママ(エリザベスさん)はこれまでにいっぱい耐えてきたし、彼女のことを信じない人もいるけど、それでも大丈夫さ」とし、「ママが自分をおばあちゃんの家に連れて行ってくれた。理由は、前まで安全だった場所はそこにはないから、おばあちゃんの家が自分にとっての安全な場所なんだ。怒りや自制心が原因となって、痛い思いをするという心配が要らなくなった。自分やママに対して怒鳴ったり(物を)投げつけられたりすることに怯える必要もなくなった。この状況は防げたはずだった。起きる必要もなかったのに、現実になってしまった」と飼い猫を避難させていることにも言及している。

 31歳のダイソンは今季ジャイアンツとツインズでプレー。61試合に登板し、5勝1敗23ホールド2セーブの成績を残している。記事によると、SNS上で虐待されていることを示唆する投稿から捜査にまで発展したケースは今回が初めてではないという。2017年にレイズに所属していたデレク・ノリス捕手が、交際相手にSNSで虐待を告発されて出場停止処分を受けている。(Full-Count編集部)

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