菊池武光パネルに落書き ポスター、垂れ幕にも

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落書きが見つかった菊池武光の等身大パネル。菊池武光の名前の下に、赤字で「公」が付け足されている=27日、菊池市

 熊本県菊池市が観光施設などに置いている菊池一族の15代当主・武光の等身大パネル4体などに落書きがあることが27日、分かった。いずれも武光の名前の下に「公」と付け足されていた。

 パネルは発泡スチロール製で高さ180センチ。市職員が描いた武光のイケメン風イラストを元に、市が本年度、1体1万6千円で13体作った。「菊池武光 九州を征した男」と書かれている。

 市によると、市職員が15日ごろ、市役所1階のパネルに赤字の落書きを発見。その後の調査で、きくち観光物産館と菊池神社、わいふ一番館のパネルも落書きが見つかった。一番館のポスターと、市役所外壁に掲げられた縦5メートル、横6メートルの垂れ幕にも同様の落書きがあった。

 市民から「なぜ呼び捨てにするのか」という意見が届いたこともあるという。市は「語呂や響きで公を付けないこともあるが、敬っていない訳ではない」と説明する。

 落書きは油性ペンで書かれたとみられ、消せない可能性もある。市は「被害届の提出は考えていないが、絶対にやめてほしい」と話している。(植木泰士)

(2019年11月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)