北海道の町の魅力!日本一のソバに一玉65万円のスイカ!?

TVh開局30周年記念179プロジェクト 愛別・幌加内・当麻・上富良野

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TVh30周年記念「179プロジェクト」。
179プロジェクトとは、北海道の全179市町村で節目の「周年」を迎えた企業や団体を紹介する企画。
今回は、上川の4町(愛別・幌加内・当麻・上富良野)を紹介する。

上川の幌加内町。コメの減反政策からそばの生産を始め、1980年から作付と生産量が日本一に。冷涼な気候や昼夜の寒暖の差などが適しているのだという。作付面積は3,500ヘクタール、収穫量は約1,500トンに及ぶ。町内のそばは、すべて一カ所に集めて品質をチェック。

町内のそばは、一カ所に集めて品質をチェックする

代表的な品種は「ほろみのり」。丈が短く、風が吹いても落ちにくいのが特徴。2004年に農林水産省から種苗法に基づく品種登録を受けた。

町の名前を一部取って「ほろみのり」と名付けられた

町立の北海道幌加内高校。農業科の定時制高校で、「そば」の授業がある。そば打ちを教えてくれた2年生の久保詩結さんは、認定試験2段。1キロの二八そばを打てる実力だという。

久保さんは認定試験2段の腕前

久保さんは、部活動も「そば」。全国高校そば打ち選手権に毎年出場し、ことしは団体戦の部で優勝。3連覇を果たした。北海道幌加内高校の蓬田泰生教頭は「幌加内の特産であるそばに特化した授業を取り入れようと、25年前から家庭科の調理実習の一環として始めた。そばの授業を通じて、人づくりを目指している」と話す。

そばの授業は25年前から始まった

旭川の隣、農業・林業が盛んな当麻町。この町の特産と言えば、誕生から35年を迎えた「でんすけすいか」。でんすけすいかは、当時の農協青年部の有志が種苗会社と改良を重ね開発。黒皮で縞模様のない見た目のユニークさと強い甘みが特徴。ネーミングは喜劇俳優の名前に由来するが、当時はコメからの転作を進めていて、田を助ける「田助」という意味も込められている。

でんすけすいかと言えば、この見た目

でんすけすいかは、ご祝儀価格で1玉65万円が付いたことも。年間売上高は、約1憶6,000万円に及ぶ。

贈答用などにも適した高級スイカだ

当麻町は、創業の支援にも力を入れている。店舗の新築や改修費用などに補助金を出す、お店元気事業を始めた。これまでに8軒の実績がある。アパレルショップ「ムーンロイド」。制度を活用し、旭川から移った。

制度を活用し、旭川から移転した

北海道発のアパレルブランドを目指し、寒い地域ならではの商品を開発。主にダウンジャケットを販売している。膨らんだ羽毛がどれだけ空気を含んでいるかを示す数値をフィルパワーと言う。一般的に550~600フィルパワーのダウンが高級とされる数値だが、ムーンロイドは最大で940フィルパワーの羽毛を使っている。ムーンロイドの甲斐綾乃さんは「北海道外の客が非常に多く、北海道らしさを当麻町から発信したい」と話す。

ふんだんに羽毛を使っているが、非常に軽いのが特徴

続いてはきのこの町、愛別町。エノキ茸やナメコは北海道一の生産量を誇る。

その草分け的存在でことし40周年を迎えたナメコの生産法人「下伏古菌茸生産組合」。早くからきのこ栽培に使う瓶やおが粉の大量購入を進め、コストを削減。安定した生産体制を築き、90年代以降の本州勢の参入による激しい競争にも勝ち抜いてきた。

下伏古菌茸生産組合の中田尚靖販売部長は「小さい個々ではやっていけない、戦いの中で一つにまとまった」と話す。新しい食感の商品「株ナメコ」も市場に売り出し、今までのナメコにはない魅力をアピールする。

株ナメコはこれまでにない食感

続いては十勝岳連峰を望む、自然豊かな上富良野町。大雪山国立公園が指定から85周年を迎えた。

町の魅力は、ラベンダー。かみふらの十勝岳観光協会の遠藤純課長は「ラベンダー発祥の地なので、ラベンダーがメイン。さらに、どこから見ても綺麗な十勝岳連峰がある」と話す。

景色の魅力は、ラベンダー

1999年、町内の景色や名所などから、町民の推薦で選定した「かみふらの八景」。十勝岳連峰が一望できる「深山峠」や、夏はラベンダーが一面に広がる「日の出ラベンダー園」などがある。8景の一つ、2.5キロにわたって続くまさにジェットコースターのような、アップダウンの激しい直線道路「ジェットコースターの路」。8景の中でも人気のスポットだ。

それぞれの町に特産があり、歴史がある。
番組の最後は鈴木ちなみさんの一言。コメントのフルバージョンはYouTubeなどのSNSで公開中。

(2019年11月30日放送 テレビ北海道「けいナビ~応援!どさんこ経済~」より)

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TVh「けいナビ」