ドウェイン・ジョンソン、ある一家のドキュメンタリーに惚れ込む『ファイティング・ファミリー』誕生秘話が明らかに

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ドウェイン・ジョンソンが“本人役”で出演する映画『ファイティング・ファミリー』より、あるドキュメンタリー番組をきっかけとした誕生秘話が明らかになった。

世界規模のプロレスリングを興業するWWEの2014年の大舞台で、一夜にしてスーパースターの座を掴み取った女性ファイター・ペイジ(サラヤ・ジェイド・ベヴィス)の驚きの実話を描く本作。ドウェイン・ジョンソンが“本人役”で出演するほか、企画・プロデュースも兼ねている。

“企画・プロデュース”というのはその名の通り、本作が誕生したきっかけは、ドウェインがイギリスで出会った1本のドキュメンタリー番組にある。イギリス北部でレスリング・ジムを営むナイト一家の兄妹が、WWEのトライアウトに参加したところ、妹サラヤだけが次のステージに進み、フロリダに行くことが決まる。兄ザックから説得され、1人故郷を離れ、リング名も「ペイジ」に決めたサラヤは、家族と別れ、アメリカに渡る。

本作が生まれたきっかけは、2012年にBBCのチャンネル4で放映された『The Wrestlers:Fighting With My Family(原題)』をドウェインが観たことから始まる。ドウェインは「私自身、プロレス一家に育った。プロレスは勝ち負けよりもどれだけ観客を沸かせられるか、つまりどれだけエンターテイメントに近づけるかで価値が決まる世界だ。子供の頃からこの世界にどっぷり浸かってきたから、プロレスを題材にしたストーリーに関しては目が肥えている。ナイト一家のドキュメンタリーを目にした瞬間、これはいける、と思ったんだ」と語る。

また、ドウェインはこのドキュメンタリーを観た後、すぐに行動を起こし、同作の監督を手掛けたスティーヴン・マーチャントに映像を送る。マーチャント監督は「プロレスをあえて見たいと思ったことはなかった」と正直に明かす。だが、ある時「僕がとても仲良くしてもらっているドウェイン・ジョンソンからBBCのドキュメンタリーが送られて来た。で、何かと思っていそいそと見たらプロレス一家の話だった。すぐにグイグイ引き込まれて一気に見てしまった。その後でドウェインから連絡が来て、これをどうにか長編映画にできないか、と相談が始まったんだ」と当時を振り返った。

その5年後の2017年、ドウェインはスティーヴン・マーチャントを監督・脚本に抜擢し、ナイト一家のストーリーは映画化に向けて始動。ドウェインは「スティーヴンはワーキングクラスの世界を良く知っているし、身体をはって働く人達を描くことがすごく上手だ。プロレスを極上のエンターテイメントに仕立てるのはとてつもない労力が必要でその過程も描いて欲しかった。彼はこの要求に充分応えてくれたんだ」と語っている。

映画『ファイティング・ファミリー』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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