岡田結実主演で「女子無駄」連ドラ化! 女子高生のハナクソレベルの日常描く!!

テレビ朝日系では、2020年1月より連続ドラマ「女子高生の無駄づかい」(金曜午後11:15、開始日未定)を放送する。漫画家・ビーノ氏による同名学園コメディーの連ドラ化で、個性派ぞろいの女子高生=JKたちが、“女子高”生活をただただ無駄に浪費する日常を描く。主演を岡田結実が務め、恒松祐里、中村ゆりの若手女優がJK役で登場。“リクルートスーツJD(=女子大生)好き”のクセ強めな担任役を町田啓太が演じる。

同作は「バカ」「ヲタ」「ロボ」という特徴的な呼び名のJKたちが、男子ゼロの“女子高”という独特の空間の中で青春を浪費する、シュールで残念なハナクソレベルの日常を描くもの。岡田が演じるのは、主人公の「バカ」こと田中望。岡田は“変顔覚悟! ガニ股覚悟! 下ネタ覚悟!”で、すがすがしいほどのバカを快演する。役に合わせて長かった髪もバッサリ切り、「ぶっ壊れる気満々です!」と気合十分の岡田は、「私が演じる『バカ』は本当にバカだなー!っていうのが第一印象でした(笑)。でも高校時代、『私もこんなことやってたな』って懐かしくなりましたし、それを演じさせていただけることはめちゃめちゃうれしくて『よし、ぶっ壊れよう!』と思いました。でも周りのみんなには『役作りしないでもいけるじゃん』って言われたので、『なにくそ!』って思いながら今、ここにいます(笑)」と意気込み十分。

続けて、「この作品をドラマ化し、私が出演させていただくというお話を聞いた時、本当にたくさんの方々の魂や愛情を感じました。ご覧になる方々にも『こんな高校時代過ごしていたな』とか『女子校ってこんな感じなんだ』なんて思いながら見ていただきたいですし、もしかしたら男性の方々が抱いているかもしれない“女子校への淡い夢”みたいなものは、もうぶち壊していきたいと思っています。『この子たち、残念すぎる!』って思われながら、皆さんの金曜日を笑いに変えたいと思います」とアピールした。

また、そんな岡田演じる「バカ」といつもつるんでいる、アニメや漫画を愛するツッコミ系腐女子「ヲタ」こと菊池茜役を恒松、一方、頭は良いが感情が死滅している天才少女「ロボ」こと鷺宮しおり役を中村が演じる。恒松は「この作品には変なキャラクターしかいないので(笑)、その世界観をうまく作れたらなと思っています。私は実生活だとツッコむよりはツッコまれることの方が多いので、今回の役は挑戦です」とコメント。中村は「私と『ロボ』は比較的近いかもしれない。さすがに感情が死滅しているところまではいっていないですけど(笑)。今回のこの役をいただいた時は、よっしゃ!って思いました!」と気合を入れている。

さらに、3人が通う「さいのたま女子高等学校(通称:さいじょ)」の1年2組担任・佐渡正敬(あだ名:ワセダ)を町田が演じる。町田は「僕が演じる『ワセダ』は“大人の時間”を一番無駄に費やしているキャラクターです。教師役ではあるのですが、教師らしからぬぶっ壊れた大人をしっかりとご提供したいと思います。大人でもぶっ壊れたいと思っている人は多いと思うので、一周回って『ぶっ壊れるのもいいかも。無駄な時間もいいかも』と思ってもらえるように演じていきたいと思います!」と、とことん“残念”を究める構えだ。

そして、原作者のビーノ氏は「この作品の登場人物はみんなどこかしら残念な一面やコンプレックスを抱えているのですが、基本的にはそれを克服したり努力したりすることはありません。意識低い系女子たちが集まったクラスで、意識低い会話を繰り広げる、意識低い日常の連続です。でも、だからこそ共感してもらえるポイントがあったり、笑えたり、元気をもらえるのではないかと思います。ぜひ、個性豊かな女子高生たちを眺めつつ、『あるある』と『ねーよ!』の反復横跳びを楽しんでいただきたいと思います」と喜びのコメントを寄せている。

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