2020年の第6回アジアビーチゲームズのマスコットが三亜でデビュー:こんにちは、ヤヤ!

2020年の第6回アジアビーチゲームズのマスコットが三亜でデビュー:こんにちは、ヤヤ!

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【三亜(中国)2019年11月28日新華社=共同通信JBN】Sixth Asian Beach Games Organizing Committee(SABGOC)Media Center(第6回アジアビーチゲームズ組織委員会メディアセンター)によると、2020年の第6回アジアビーチゲームズ(Asian Beach Games、ABG 2020)のマスコットである「ヤヤ(Yaya)」と名付けられた陽気なターミンジカが2019年11月28日に正式に発表された。同日はこのスリリングなイベントまで1年のカウントダウンが始まる日である。

マスコットのデザインコンセプトは海南とターミンジカの密接なつながりがヒントになった。ターミンジカは「海南島の妖精」と言われる在来動物で、中国では第1種重要保護種(Class I Key Protected Species)である。シカはマンダリンの発音で「LU(幸運)」のように聞こえることから、中国の伝統文化では常に縁起の良いものとされている。少数民族であるリー族の人々の間で広く知られる美しいラブストーリー「The Deer Looking Back(振り返るシカ)」も、三亜が「シカの都市」のニックネームで呼ばれる理由の1つである。この魅力的な物語とターミンジカの両方は、三亜の有名なアイコンである。人懐こく、愛らしくてダイナミックな、3Dで擬人化されたこのターミンジカは人間と自然の間の調和した共存を具現化するもので、それが環境に優しいスポーツ大会を主催するというABG 2020のビジョンを促進するのに理想的なメッセージの伝達役になった。

マスコットの名前は「ヤヤ」で、三亜とアジアの両方に関連した名前であり、三亜、アジア、世界のその他の場所の間の活発な相互交流、相互依存の関係を象徴している。走るターミンジカをマスコットにするというアイデアはターミンジカの生活習慣を詳しく観察することから生まれたもので、そのマスコットは中国的な特徴を持ったパイロット自由貿易ゾーン・自由貿易ポートの開発を加速する海南の人々の勇気、パイオニア精神、自信、そして決意を最も良く表している。ターミンジカのイメージと現代的なビーチウエアを統合することで、このマスコットはビーチスポーツとファッショナブルな都市としての三亜の魅力を完全に反映している。ヤヤの左手のサムアップは「トレンディー、グリーン、素晴らしくて荘厳な」アジアビーチゲームズの舞台になる主催都市としての揺るぎない自信とともに、美しい母国を建設する9000万人の海南の人々の大きな誇りを表わしている。リー族のトーテムをあしらった服を着るヤヤは文化的自信の化身として三亜の固有な魅力を強調し、現地文化の促進を支援する。ハート形をしたヤヤの鼻先は世界から訪れる友人に主催都市から向けられた友好的な歓迎とともに、調和して繁栄するアジアを作るアジアの国と地域全体の人々へのオープンな招待を表している。

このマスコットが披露された日には実際に動くマスコットたちがダイナミックなビデオのかたちで紹介され、一般市民はABG 2020で行われる17のスポーツの概要を見ることができた。

ソース:SABGOC Media Center

添付画像リンク先:
http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=352151
(写真説明:第6回アジアビーチゲームズのマスコット「ヤヤ」)