10周年イヤー! 鈴村健一プロデュース&寺島拓篤×中村悠一ら人気声優が即興で魅せる「AD-LIVE(アドリブ)」。2018年度全20公演テレビ初放送!

人気声優が多数出演する舞台劇「AD-LIVE(アドリブ)」。特徴は、なんといっても全てアドリブであること。セリフやリアクションは、出演者がすべてその場で紡いでいく。出演者は総合プロデューサーの鈴村健一をはじめ、人気・実力を兼ね備えた声優ばかり。声優たちが数々のアフレコで磨かれた演技をぶつけ合い、作り上げる究極の即興劇なのだ。

しかも、劇の途中には、一般から公募された様々な言葉が書かれた「アドリブワード」を引き、セリフとして駆使しなければならない。この「引き」の良し悪しと生かし方により、劇のおもしろさが変化していき、なかにはシチュエーションにマッチしたアドリブワードをひく「神引き」が飛び出す回も…! 先読み不能な展開と、出演者の演技によって体現されていくユニークなキャラクターたち。究極のライブ感が魅力となり、チケット確保が難しい公演として知られている。

企画立ち上げから10周年となった2018年は、ライブ・ビューイングも含め、過去最高の約11万人を動員した。アニバーサリーイヤーにふさわしく、テーマは「究極のアドリブ」。それまでの公演では、大枠のストーリーがあったものの、18年公演で決まっているのは、世界観と最後の行動のみ。「人類が移住可能な惑星ダーウィンを発見。その命名を祝うパーティーで出会った2人と、その10年後を描く」という筋書きのもと、最後の行動は出演者の片方が決め、本人だけが知っている。その行動にどのように導くのか、また、もう片方の出演者は先がまったく見えない状態にどう対応していくのかが鍵になる。

各回ともに、キャストが伸び伸びと演技していて、見どころが満載。寺島拓篤×中村悠一の夜公演では、気弱な青年・木ノ下優也に扮した寺島に対し、新垣結忌に扮した中村はパンチのある女装姿で登場。引きこもりの木ノ下に対し、新垣は豪快な性格。弱気な自分に嫌気が差していた木ノ下は、10年後、驚きの変身を遂げる。アニメ作品でクールな声質をいかしたキャラクターを演じることが多い中村は女装と強烈なキャラクター、寺島は気弱なオタク男子と、10年後の“中二趣味”全開のヒーローギャップを弾けた演技で見せ、観客を驚かせた。

「AD-LIVE」好きを公言し、出演回数も多い梶裕貴と、2年連続2回目の出演となる羽多野渉が出演した回の昼公演では、梶はパーティー会場に出前にやって来たそば屋の店員・あすかに、羽多野は派手な服装に身を包んだ成金社長・成田金太郎に扮した。違う世界に生きる2人は意外な関係を築き、さらに10年後、その立場は逆転したものに。ヒーローからクールキャラまでを演じる梶と、変幻自在の演技を身上とする羽多野。笑いが絶えないストーリーテリングのなか、それぞれが10年前と10年後で変わったもの、変わらないものを繊細に見せた。

また、2人とも舞台での演技経験が豊富なことから、注目を集めた浅沼×津田。昼公演では、津田がボロボロのタキシードに身を包んだ記憶喪失の男、浅沼が金髪の不思議な雰囲気を持つ男に扮し、凝ったストーリーテリングで観客を魅了する。

声優たちが昼夜公演でそれぞれ違うキャラクターを思い切り演じる姿からは、あらためて「芝居愛」が感じられるはずだ。

18年は、多彩な出演者の個性がぶつかったこれらの公演のほか、10周年イヤーを飾る特別公演として、「AD-LIVE 10th Anniversary stage~とてもスケジュールがあいました~」も4公演開催。過去の「AD-LIVE」の出演者は最も多くて3人だが、この時は初となる5人公演が行われた。こちらの出演者は、蒼井翔太×浅沼晋太郎×梶裕貴×下野紘×寺島拓篤とストーリーテラーの鈴村健一、岩田光央×小野賢章×櫻井孝宏×鈴村健一×森久保祥太郎とストーリーテラーの浅沼晋太郎の2組。総合プロデューサーの鈴村がメインキャストとしてステージに上がり、企画立ち上げからの出演者である岩田光央と櫻井孝宏も登場。10周年記念らしいメンバーに加え、キャリアも持ち味もバラエティ豊かな出演者が集い、笑いあり、涙ありの舞台を作り上げた。

大きな話題を呼んだこの18年の全20公演が、12月からファミリー劇場でテレビ初オンエア。本編放送前には、鈴村が各公演を60秒ぴったりで解説する、ファミ劇だけの番組「HITO-LIVE」を送る。「AD-LIVE」の解説番組らしく、鈴村はAD-LIVEワードを駆使し、撮り直しなしの一発本番で、それぞれの公演の見どころを制限時間内に届ける。

鈴村は「ファミリー劇場さんでやっていただいているおかげで、本当にたくさんのひとが『AD-LIVE』に触れることができていて。収録現場でベテラン役者さんに『鈴村、あれプロデュースしてるのおまえ? ファミリー劇場でしょっちゅう見てるよ』なんて、お褒めの言葉をもらうこともありました。放送はいろんな方に見ていただけるすごくいいチャンスだな、と感謝しております!」と喜びを明かし、「今回放送する公演は、10周年の記念イヤーとして実施していたもので、10年間やってきたことの集大成となっています。今、自分で振り返っても、本当に細かい所まで作り上げられたなと思いますし、いろんな役者さんが伸び伸びできる仕組みにできたと感じています。その分、かなりの“奇跡”が起きています! 全公演ハズレなしです。出てくれた役者さんの感性、個性が見事に反映されていて、全20公演それぞれがストーリーが全く異なっています。彼らの伸び伸びとした姿、ぜひ目に焼き付けていただきたいです!」とアピール。初めて「AD-LIVE」を見る人はもちろん、劇場で一度見た人も、さらに各公演を楽しめる内容となっている。

19年には津田健次郎が監督、鈴村が主演を務めた映画「ドキュメンターテイメントAD-LIVE」が公開され、最新公演「AD-LIVE ZERO」も開催。11年目に入り、ますます広がる「AD-LIVE」の世界。究極のアドリブエンターテインメントを、この機会にぜひチェックしたい。

【キャンペーン情報】
ファミリー劇場公式サイトでは、プレゼントがあたるキャンペーンを実施中!
応募はこちらから↓
https://www.fami-geki.com/ad-live/special/

【番組情報】

「AD-LIVE2018」

【12月放送情報】


埼玉公演(1日目)
寺島拓篤×中村悠一 昼公演
12月1日 午後9:00~

埼玉公演(1日目)
寺島拓篤×中村悠一 夜公演
12月1日 午後10:45~

埼玉公演(1日目)
関智一×福圓美里 昼公演
12月8日 午後9:00~

埼玉公演(2日目)
関智一×福圓美里 夜公演
12月8日 午後10:45~

【1月以降のラインナップ】

・埼玉公演(3日目)
蒼井翔太×岩田光央 [ 昼公演/夜公演 ]

・埼玉公演(4日目)
梶裕貴×羽多野渉 [ 昼公演/夜公演 ]

・神奈川公演(1日目)
石川界人×鳥海浩輔×鈴村健一 [ 昼公演/夜公演 ]

・神奈川公演(2日目)
櫻井孝宏×前野智昭×鈴村健一 [ 昼公演/夜公演 ]

・大阪公演(1日目)
小野賢章×下野紘×鈴村健一 [ 昼公演/夜公演 ]

・大阪公演(2日目)
浅沼晋太郎×津田健次郎×鈴村健一 [ 昼公演/夜公演 ]

・10周年公演(1日目)
蒼井翔太×浅沼晋太郎×梶裕貴×下野紘×寺島拓篤×鈴村健一 [ 昼公演/夜公演 ]

・10周年公演(2日目)
岩田光央×小野賢章×櫻井孝宏×鈴村健一×森久保祥太郎×浅沼晋太郎 [ 昼公演/夜公演 ]

文/仲川僚子

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