県内の申告漏れが46億円超

所得税調査、追徴税額7億円

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 仙台国税局は28日、県内8税務署と今年6月までの1年間(2018事務年度)に実施した所得税に関する県内の税務調査で、計46億7200万円の申告漏れを確認したと発表した。前年度より1.5%、7100万円増加した。申告漏れに関する追徴税額は17.4%増の7億800万円だった。申告漏れ、追徴税額とも過去5年間で最高。東北全体は申告漏れ所得金額が437億8400万円(前年度比6.6%増)、追徴税額が59億8900万円(同7.2%減)となった。

 県内の調査件数3982件(前年度比19.0%減)のうち、1969件(同10.8%減)で申告漏れなどが確認された。この中で高額・悪質な不正計算が見込まれる事例対象の「特別・一般調査」は437件(同4.0%増)で、申告漏れ額は34億400万円(8.2%増)、追徴税額は5億9600万円(26.3%増)だった。

 1件当たりの申告漏れ額は117万3千円(同25.3%増)で、追徴税額は17万8千円(同44.7%増)だった。

 東北全体で1件当たりの申告漏れ額が高い業種は、1位が内科医(1241万円)、2位がスナック(1181万円)、3位が土木工事(1148万円)。

 消費税についても同時に発表。県内は763件(前年度比6.1%増)を調査し、495件(同6.9%増)で申告漏れなどが見つかった。追徴税額は2億7300万円(19.7%増)となった。