段差を工夫、いすや本棚に

山形大工学部の住宅デザイン、最優秀に安部さん

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最優秀賞に輝いた住宅設計デザインの模型を持つ安部豪人さん=山形市・山形大小白川キャンパス

 山形大工学部建築・デザイン学科と県内の工務店2社が連携し、同科の学生を対象とした住宅設計デザインコンテストの最終プレゼンテーションと表彰式が28日、山形市の同大小白川キャンパスで行われた。審査の結果、最優秀賞に輝いた2年安部豪人(ひでと)さん(20)らに賞状などが贈られた。

 安部さんの設計はリビングに高さ70センチ、35センチ、17.5センチの三つの段差を設けることで床をいすとして使えるほか、段差を利用した本棚などを提案。斬新さと機能性を併せ持った点などが評価された。安部さんは「どうしたら面白い家になるかを突き詰めた。今後も精進したい」と話していた。

 コンテストは菊池技建(山形市、菊池幸生社長)と章和ホーム(南陽市、川井秀智社長)と連携して開催し、10月からデザインを募った。2、3年生35人が参加。8点が最終プレゼンテーションに進み、子どもの成長とともに変えられる間取りや、家の中に植物の小道をつくる設計もあった。優秀賞は2年阿部花織里さん(20)が選ばれた。

 両社は入賞作品をはじめ応募作品についてモデルハウスにできるかどうかを検討するという。