伝統工芸展岡山展12月1日まで 優品楽しむファンら次々

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洗練された七宝焼やガラスなど優品を楽しむファンら

 岡山市北区天神町、県立美術館で開催中の「第66回日本伝統工芸展」岡山展(山陽新聞社など主催)は12月1日まで。トップ作家たちの新作を見逃すまいと、28日もファンらが次々訪れ、受け継いだ技に創意を吹き込んだ優品を楽しんでいた。

 会場を彩るのは陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の入賞・入選作など計274点。県内からは備前焼の人間国宝(重要無形文化財保持者)伊勢崎淳さんのモダンな「角花生」など18点が並んだ。

 訪れた人は、七宝焼作家岩本文子さん(岡山市)の愛らしいスズランの花が浮かび上がる花瓶や、金工作家佐故龍平さん(同)の打ち出した金属が鮮やかなマーブル模様を描く花器などに顔を近づけ、じっくりと鑑賞していた。

 岡山市北区、男性(72)は「どの作品も心をつかむ工夫があり、隅々まで見てしまう」と感心していた。

 11月30日、12月1日の午後1時半から出品作家のトークがある。