ヤンキースからDFAのバード ウエーバーを通過してFAに

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ヤンキースの将来の主砲として期待された男がウエーバーを通過し、フリーエージェントとなった。日本時間11月28日にヤンキースが発表した。グレッグ・バードは、ルール5ドラフトから有望株をプロテクトする際のロースター整理でDFAとなり、ウエーバーに置かれていたが、AAA級への降格を受け入れる代わりにフリーエージェントとなることを選択した。

現在27歳のバードは、メジャーデビューを果たした2015年に46試合で11本塁打、31打点、OPS.871をマークし、将来の主砲として期待されるようになった。ところが、翌2016年を故障により全休し、2017年も48試合で打率.190、9本塁打、OPS.710と期待外れのシーズンに。しかし、この年のポストシーズンでは3本塁打を放つ活躍を見せ、いよいよ本格ブレイクかと注目を集めた。

本格ブレイクを期待された2018年は、またしても故障に悩まされ、82試合で打率.199、11本塁打、38打点、OPS.672という冴えない成績に。ただし、結果的にこの年の82試合出場がバードにとっての自己最多となり、今季は故障による長期離脱で10試合しか出場できず、打率.171、1本塁打、OPS.550という自己最悪の成績に終わった。

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、バードについて「彼は健康に過ごすことさえできれば、素晴らしいスイングをすることができる選手なんだ」と話していたが、相次ぐ故障に苦しんだバードはその期待に応えることができなかった。「彼にどんな能力があるかを我々は知っている。しかし、残念ながら故障が相次いだせいで、彼は現在に至るまで、その能力を発揮することができなかった」とキャッシュマン。その能力の高さは誰もが認めるところであるだけに、故障の多さが悔やまれる。

ヤンキースでは大成できなかったものの、素晴らしい才能を持っているバード。27歳の「ガラスのスラッガー」に次のチャンスを与える球団は現れるだろうか。