V・ファーレン長崎と新キットサプライヤーのUmbroは28日、2020年シーズンの明治安田生命J2リーグで着用する新しいユニフォームを発表した。
降格組の長崎は1年でのJ1復帰を目指すも、最終的にはシーズンを12位で終了した。そして迎えた28日の新体制記者発表の場にて、クラブはデサントジャパン（株）の『Umbro（アンブロ）』ブランドと、ユニホーム及びトレーニングウェアなどのオフィシャルサプライヤー契約の締結を発表。来季はダブル・ダイヤモンドのキットでJ1復帰を目指す。
V-Varen Nagasaki 2020 Umbro Home
6年間に及ぶHummelとの契約が終了し、Umbroブランドの第1弾となる2020年シーズンのユニフォーム。デザインのテーマには、江戸時代から長崎では盛んに行われてきた「ハタ揚げ」が選ばれた。「ハタ」とは大空に舞う凧のことで、相手の凧糸を切り合う勇壮な祭りが「ハタ揚げ」。今でも長崎人を熱狂させる祭りだ。
18世紀末にオランダから伝わったとされる「ハタ」は、様々な意匠（デザイン）が長崎の空を彩ってきた。ホームキットはその「ハタ」の文様をモチーフにし、チームが縦横無尽に地を這って空を翔ける「ハタ」となり、さらなる強いチームになってほしいという願いを込めている。
V-Varen Nagasaki 2020 Umbro Away
アウェイキットのデザインは、長崎の県花である「ツツジ」をモチーフに選び、強さのみならずフェアプレイ精神や優しさをデザインに込めている。
各部のスポンサーマークについては現時点で公式発表はないが、新ユニフォームのイメージを見る限りでは若干の変更が生じる模様。詳細が判明次第に、あらためてお届けしたい。
V-Varen Nagasaki 2020 Umbro GK
GKキットはフィールドプレーヤー用の色違いに。オレンジが1st、ブラックが2ndとなる。
なお、今回のキットデザインはHummel時代から継続して長崎県出身のデザイナー、岡本一宣氏が手掛けている。
