歴史好きのイブラ節全開「オレは建国の英雄に並ぶ」

今季限りでロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了になるズラタン・イブラヒモヴィッチ。

先日は故郷スウェーデンの名門ハンマビーの株式を25%取得してオーナーになったことが伝えられたが、選手としても現役を続行中で、ヨーロッパで移籍先を探しているという。

主にイタリア・セリエAのクラブが候補であると言われ、ミランやボローニャの名前が取り沙汰されている。

その状況の中、『Gazzetta dello Sport』に対してイブラは以下のように話したとのことだ。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ 「ミラノは第二の故郷だ。単なる2つ目の街ではない、2つ目の故郷なのだ。素晴らしい記憶を持っている。

オレを刺激させてくれるプロジェクトがあれば、50歳まで自分のレベルでプレーできる。

今はロサンゼルスでの経験を終えたところだ。ジュゼッペ・ガリバルディとオレが、二つの世界の英雄になろうとしているのだ」

ジュゼッペ・ガリバルディはイタリア統一運動に貢献した人物で、カミロ・カヴールやジュゼッペ・マッツィーニと並び称される建国の英雄のひとり。

若い頃にはブラジルやウルグアイでの独立戦争に参加して活躍したこともあり、「二つの世界の英雄」と呼ばれている。

イブラヒモヴィッチはつまりヨーロッパとアメリカの両方を制覇したということで…。彼らしく歴史の引用で締めてみせた。

© 株式会社ファッションニュース通信社