8月に引退したフェルナンド・トーレスに続いて、先日はダビド・ビジャも今季限りでの引退を発表した。
Jリーグで残りのキャリアを過ごすスペイン人選手は増えており、今後もJリーグスペイン化は進むと思われる。そこで今回はJリーグで引退が見たい5人のスペイン人を挙げてみた。
セスク(モナコ)
昨冬にチェルシーを退団する際、Jリーグ入りに近づいていると噂されていたのがセスク・ファブレガスだ。
結果的に日本行きとはならずモナコに加入し、引き続き現在もヨーロッパでプレーしている。まだ大ベテランという歳でもないが、リーグアンでもかつてほどの活躍はできておらず、再び売却される可能性もある。
Jリーグのクラブからすれば、元バルセロナの司令塔を獲得するチャンスはまだまだあるということだ。
ハビ・マルティネス(バイエルン)
バイエルンの三冠に貢献するなど、長らく主力としてチームを支えてきたハビ・マルティネス。ボランチとセンターバックをこなし、ビルドアップに定評のある選手である。
一方で怪我がちであり、31歳と年齢ももう若くはない。最近では、古巣であるビルバオへ復帰するのではないかとも噂されているが、Jリーグでプレーしても良さそうだ。
ちなみにガンバ大阪でプレーしているスサエタはビルバオ時代のチームメイトである。
セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
次に現役バルセロナの選手でJリーグに来るならブスケツだろう。
今季も主力としてプレーしているが、デ・ヨングやアルトゥールが台頭するなど、中盤の若返りが進んでおり、自身の立場も絶対ではなくなってきた。イニエスタや楽天との関係も良好なため、バルセロナの次にプレーする場所として日本は良い選択肢となるはずである。
また、自身も将来的な海外移籍の可能性があることを示唆しており、その中には日本行きも含まれているそうだ。
ペドロ(チェルシー)
若手がブレイクしているチェルシーで出場機会を失っているのがペドロだ。ベテランのアタッカーの中でもウィリアンが好調であり、序列は低くなってしまっている。
以前はバルセロナでプレーしていた選手であり、MSNが形成される前までは主力のアタッカーとして活躍していた。そのこともあって、もし彼が近いうちに退団するとなればJリーグのクラブが接触する可能性は高い。
他リーグのクラブとの争奪戦も予想され、興味深いところだ。
ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)
今季限りでシティを離れることが決まっているダビド・シルバ。次にプレーする場所は未定であり、来季からJリーグでプレーする可能性がある大物選手の一人である。
実際のところまだ第一線で活躍している選手のため、今すぐにというのは少しもったいない気もする。しかし、彼が日系人であるとの情報も日本行きの噂をより加熱させているようだ。
近い将来、自身のルーツ?である国でキャリアを終えることは魅力的な選択肢に違いない。