「一杯の代償はざ~ま重かよ!」-。忘年会、新年会シーズンを前に、飲酒運転撲滅の機運を高めようと、長崎県の新上五島署が啓発のオリジナルキーホルダーを作製し、町内の事業所に配布している。
イラストやメッセージなどを紙にプリントし、ラミネート加工した署員手作り。大(縦約9センチ、横約6センチ)と小(縦約5センチ、横約3センチ)の2種類。いずれも表には「神に誓って飲酒運転しない」という意味を込め、同町にある頭ケ島天主堂のイラストをあしらった。裏には、「飲酒運転ざ~ま危険!」のメッセージとともに飲酒運転への罰則や行政処分などを示した。「ざーま」は「とっても」「大変」を意味する方言。
大小計500個作り、管内の宿泊施設やレンタカー会社に配布している。発案した地域交通課の木庭雅之・交通係長は「一つ一つに飲酒運転で傷つく人をなくす願いを込めた。希望者には無償でお分けしたい」と話した。
飲酒運転撲滅へキーホルダー配布 新上五島署
- Published
- 2019/11/30 00:08 (JST)
- Updated
- 2019/11/30 10:45 (JST)
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