県立図書館で蔵書点検スタート

県内最大級の87万冊収蔵

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新たに設置された大型書架で蔵書点検に取り組むスタッフ=山形市・県立図書館

 来年2月1日にリニューアルオープンする県立図書館(山形市)で29日、県内最大の約87万冊に上る全蔵書の点検が始まった。例年は開架部分の約20万冊をチェックしているが、地下書庫を含めた全ての点検はここ十数年はなかったという。

 点検の目的は大規模改修に伴う資料の移動やデータの修正など。この日はボランティア6人を含む約50人のスタッフが作業に当たった。ジャンルごとに決められた位置に本が収まっているかや、著者名が五十音順になっているかなどを一つ一つ丁寧に確認していた。

 12月5日からは本の集積回路(IC)タグとバーコードを専用の機械で読み取り、図書館情報システムと照合して不明な本などがないかを調べる。こうした一連の作業は12月20日まで続け、その後、オープンに向けて本のレイアウトの変更や新しいパンフレット作りなどを進める。

 大規模改修では遊学館内の図書館エリアを従来の3390平方メートルから約5千平方メートルに拡大し、新たに子どもエリアなどを設けた。リニューアルオープンイベントとして企画展や記念講演などが予定されている。