まるごと学んで「いただきます」

遊佐小でサケの食育教室

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地元に遡上してきたサケの調理法などについて学ぶ児童たち=遊佐町遊佐小

 庄内浜文化伝道師などによる食育教室が26日、遊佐町遊佐小(伊藤順一校長)で開かれ、3年生36人が地元の川に遡上(そじょう)するサケの調理法などを学んだ。

 枡川鮭漁業生産組合(同町)の尾形修一郎組合長が、水産資源が減少している日本沿岸の現状や、組合が取り組むサケの人工ふ化事業の流れを紹介。伝道師リーダーの佐藤憲三さん(68)=同町遊佐=が、同組合の採捕場で揚がった70センチほどのサケ2尾をその場でさばき、体の部位や包丁の使い方について教えた。

 児童は初めて目にする魚の血や内臓に悲鳴を上げながらも、サケを手際よく三枚におろす佐藤さんの技術に興味津々の様子。スーパーなどで見慣れた切り身となったサケを、キャベツやパプリカといった野菜と共に、ちゃんちゃん焼きに調理して味わった。

 鈴木想多(そうた)君(8)は「みそ味でとてもおいしい。初めは生の魚が気持ち悪いと感じたけど、だんだん楽しくなった」と話していた。