カステラ製造の須崎屋(長崎県南島原市)が今月、同市有家町に店舗兼新工場を建設した。
須崎屋は幕末の1867年創業の老舗。有家町の堂崎工場で製造してきた。全国的なインターネット受注の増加などに対応するため新工場建設を決め、7月に着工していた。土地取得を含む総工費は約2億円。
新工場は鉄筋平屋で床面積は約750平方メートル。16日から操業を始めた。
伊藤剛社長(51)は「五三焼き専門工場にして増産態勢を整えた。手焼きカステラのおいしさ、良さを今後も伝えていきたい」と話している。
問い合わせは同工場(電0957.82.2855)。
須崎屋が新工場 五三焼きカステラ増産へ
- Published
- 2019/11/30 16:28 (JST)
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