新出生前診断の認定作業が中断

21病院の申請、宙に浮く

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 妊婦の血液で胎児に染色体の異常があるかどうか調べる新出生前診断で、国内の21病院が実施の認可申請を日本医学会に出したものの、認定の作業が1年以上中断されていることが30日、関係者への取材で分かった。

 診断は無認可の施設での実施が増加しており、厚生労働省が在り方を議論している。学会は議論の行方を見守りたいとしているが、病院の医師らは早期再開を訴えている。

 21病院は昨年7月から今年6月ごろまでに申請書を提出した。学会は6月以降は受け付けも停止。申請した産婦人科医らは「実施施設にアクセスしにくい地域がある」などと早期の認可を求める理由を説明している。