熊本地震で被災した校舎、建て替え着工 プレハブ授業続く益城中

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建て替え工事の安全を祈願する関係者=益城町

 熊本地震で被災し、プレハブ校舎での授業が続く益城町惣領の益城中の建て替え工事が始まった。2020年度完成を目指す。

 新校舎は、鉄筋コンクリート造り3階建て1棟。体育館や外構、プールなどを含め総事業費は約43億円。被災した旧校舎は18年度に解体されたが、工事入札の不調で、着工が遅れていた。

 県教委によると、被災した公立小、中学、高校で復旧工事が終わっていないのは4校。益城中以外は、いずれも19年度中に完了の見込み。

 30日に工事の安全祈願祭があり、学校関係者や町議ら約60人が出席。西村博則町長は「再建までに時間を要し、心苦しく思う。生徒の皆さんには新しく建設される校舎で町の将来を担っていく人材を目指していただきたい」とあいさつした。(立石真一)

(2019年12月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載)