アストンマーティンやポルシェ…往年の名車26台 平戸に集結

学校を訪問したクラシックカーを見送る児童ら=平戸市立根獅子小

 全国のクラシックカー愛好家が長崎県平戸市内を巡るイベントが11月29日、同市一帯であり、1920年代から70年代にかけ製造された国内外の名車計26台が集結。車のオーナーらが市民との交流を楽しんだ。
 古い車の美しさや、優れたメンテナンス技術を知ってもらおうと、システム会社のインプレッション(横浜市、岡野正道代表)が2017年から地元や熊本県天草市などで企画。今回は28日に福岡市を出発し、12月1日にゴールする北九州市までの約千キロを走る。平戸では初めて実施した。
 参加者は城下町の風情漂う中心市街地の商店街を抜け川内峠へ。市立根獅子小(喜多浩校長、31人)では、学校敷地内に並んだアストンマーティンやブガッティ、ポルシェなど名車の数々に児童が大喜び。試乗したり一緒に記念写真を撮ったりして親睦を深めた。
 同校6年、小山田民陽さん(12)は「近くで見ると古い車は格好いい」。同、久保川志保里さん(12)も「古い車に初めて乗れうれしい」と笑顔を見せた。

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