イオンタウン諫早西部台が開業 利便性向上へ期待

オープンを祝い、テープカットする宮本市長(右から2人目)ら関係者=諫早市、イオンタウン諫早西部台

 大型ショッピングセンターのイオンタウン諫早西部台が11月30日、長崎県諫早市大さこ町のグリーンヒルズいさはや西部台内に開業した。西諫早地区の新たな商業施設として、住民の利便性向上が期待される。
 食品スーパーのマックスバリュ諫早西部台店を核店舗にドラッグストアや100円ショップなど13店舗が出店。このうちフィットネスクラブなど3店舗が同市初出店。運営するイオンタウン(千葉)によると、車で10分圏内の住民約4万3千人、約1万9千世帯を商圏としている。
 式典で加藤久誠社長は「諫早市の発展の原動力になるよう、力を合わせて頑張りたい」とあいさつ。宮本明雄市長らがテープカットで祝った。開店前から多くの人が列を作り、新しい店舗で買い物を楽しんだ。近くに住む城ひかるさん(20)は「近い場所で重いものも含めて買い物がしやすくなる」と話した。
 同施設は約1万9千平方メートルの敷地に鉄骨平屋建て、総賃貸面積約5700平方メートル。駐車場は約230台。営業時間は午前9時半~午後9時。従業員数は約200人。

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