来季BC新潟総合コーチの橋上さん講演 「新潟野球人」設立15年で式典

©株式会社新潟日報社

NPO法人新潟野球人の15周年式典で講演する橋上秀樹さん(中央)=30日、新潟市中央区の新潟グランドホテル

 NPO法人「新潟野球人」の設立15周年式典が30日、新潟市中央区で開かれ、新潟アルビレックスBC元監督の橋上秀樹さんが講演した。少年野球の指導者らに向け「周りから口うるさく言わずに見守ることが大事」とアドバイスした。

 新潟野球人は元高校球児らが結成した本県初の野球のNPO法人。野球界を盛り上げるため、学童の大会や指導者の講習会などを開いてきた。記念式典には約60人が出席した。

 橋上さんは元プロ選手で、11年にBC新潟の監督としてチームを地区優勝に導いた後、巨人や日本代表の戦略コーチを歴任。来季は新潟の総合コーチに就く。

 講演では「技術は感覚なので言葉にすることは不可能に近い。感覚を覚える大前提は自分で考えることだ」と指摘。通算400本塁打を達成し今シーズンで引退した巨人の阿部慎之助選手は幼少時、父親からしかられず褒められて育ったと紹介した。

 少年野球の保護者から「ただほったらかしても成長しないのでは」と質問されると、「必ず良いところがあるので褒めてあげる。一球一球のしぐさや表情を見ることが、選手が信頼し、向上する一歩だ」と答えていた。