在宅医療の劇で”ほろり” 来場者泣き笑い 熊本県小国町

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在宅医療をテーマにした劇を披露する小国郷医療福祉あんしんネットワークのスタッフ=小国町

 在宅医療をテーマにした観劇会が11月30日、熊本県小国町のJA阿蘇小国郷情報企画センターであり、町民ら約400人が鑑賞した。

 小国、南小国の両町の医療・福祉関係者らでつくる「小国郷医療福祉あんしんネットワーク」などが主催。2017年から続ける住民フォーラムの一環で、劇上演は初めて。

 主人公は、脚を骨折したことで歩行が困難になった小国郷出身の高齢男性。男性が家族や医療関係者と話し合いを重ねながら、自宅で最期を迎えるまでをネットワークのスタッフ約20人が熱演した。

 劇の合間には、医者役のスタッフが「もし同じような状況に置かれたら、在宅医療を選択するか」などと会場に問いかけたり、来場者の質問に答えたりした。会場からは時折笑いが起こり、主人公の男性を家族がみとる場面では涙する姿も見られた。(宮崎翼)

(2019年12月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)