ロアッソ 笑顔なき白星 J2復帰はほぼ消滅 圧勝できず、得失点差重く 北九州が初V

©株式会社熊本日日新聞社

【熊本-福島】後半12分、先制ゴールを決める熊本の岡本(手前)=えがお健康スタジアム(池田祐介)

 明治安田J3第33節最終日は1日、各地で8試合があり、前節4位のロアッソ熊本はえがお健康スタジアムで同11位・福島とのホーム最終戦に2-1で勝利した。岩手を下してJ2昇格圏の2位に浮上した群馬との勝ち点差は3のままで、残り1試合で追いつくことは可能だが、群馬より得失点差が17も少ない熊本の昇格の可能性はほぼ消えた。試合後、熊本の渋谷洋樹監督は成績不振の責任を取って、退任を表明した

 熊本はFW佐野翼が6試合ぶりに先発し、4-4-2の布陣を敷いた。前半はCKから好機をつくり、佐野やDF小笠原佳祐らが頭でゴールを狙ったが、ポストや相手GKに阻まれた。

 後半12分、佐野とのパス交換で抜け出したMF岡本知剛が右足で先制。35分に追い付かれたが、その8分後にDF片山奨典のクロスを、途中出場のFW三島康平が左足で蹴り込んで勝ち越した。

 J2昇格を決めていた北九州が鳥取に1-1で引き分け、J3初優勝を果たした。群馬は岩手に1-0で勝ち、YS横浜に0-3で敗れた藤枝を抜き2位となった。J3は8日の次節が最終戦となり、熊本は長野Uスタジアムで10位長野と対戦する。

(2019年12月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)