元日本代表の栗原が引退発表 横浜M、「幸せな時間をありがとうございました」

 J1横浜Mは2日、元日本代表DF栗原勇蔵(36)が今季限りで引退すると発表した。7日の最終戦後、セレモニーを行う。

 横浜市出身の栗原は育成組織を経て2002年にトップチーム昇格。プロ18年間をマリノス一筋で過ごし、03、04年のJ1連覇や13年度の天皇杯全日本選手権優勝に貢献した。J1通算316試合出場し16点。日本代表としても国際Aマッチ20試合に出場し、3得点を記録していた。

 クラブを通じて発表した栗原のコメントは次の通り。

 「今シーズン限りで引退する事を決断しました。プロ生活をひとつのクラブで全うし、チームメイト、チーム関係者、ファン・サポーターの方々と、18年間苦楽を共に出来た事を誇りに思っています。F・マリノスでは、サッカー選手としてはもちろん、人間としても成長させてもらいました。18年の間に、選手としてチームに貢献できた部分もあると思いますが、足りない分はこれから返していければと思っています。7日のセレモニーで自分の思いを改めてお話させていただきます。本当に幸せな時間をありがとうございました!世界一の幸せ者より」

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