吉田鋼太郎主演、令和の時代に名作「柳生一族の陰謀」がよみがえる

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NHK BSプレミアムでは、2020年4月11日(午後9:00)に、スーパープレミアム「柳生一族の陰謀」を放送。吉田鋼太郎が柳生宗矩(むねのり)役で主演することになった。同作は、野上龍雄氏、松田寛夫氏、深作欣二氏が脚本を手がけた名作映画「柳生一族の陰謀」が原案。今作では、吉田のほか、溝端淳平、岡山天音、飯豊まりえ、森田望智、山田純大、波岡一喜、荒井敦史、佐野岳、高橋克実、美村里江、榎木孝明、宅麻伸、斉藤由貴ら、多彩なキャストが脇を固め、「やじ×きた 元祖東海道中膝栗毛」(BSテレ東)や「水戸黄門」(BS-TBS)を担当した西片友樹氏が演出を務める。

吉田は「大学に入って芝居を始めた頃、映画『柳生一族の陰謀』を見ました。日本を代表する名優たち、スターたちが名を連ねる中、萬屋錦之介の圧倒的な存在感、迫力、太刀さばきに終始釘付けになり、度肝を抜かれた憶えがあります」と名作との出合いを明かし、「その役を私が演ずることになり、身のすくむような思いです。萬屋さんには比ぶべくも有りませんが、何とか必死に自分なりの柳生宗矩を作り上げることができればと思っています。頑張ります!」と意気込みを語っている。

元和9年、二代将軍徳川秀忠が急死。大坂の陣から7年あまりで、将軍の死は徳川体制に動揺を与えると、幕閣大奥の一部で秘密にされ隠蔽された。何より、いまだに秀忠の後継者が決まっていなかったのだ。

本来なら嫡男・家光(岡山)が三代将軍を継ぐことに異論はないはずだが、実母の於江与(斉藤)が家光を嫌っており、土井利勝(宅麻)を中心に幕閣の間では、弟・忠長(荒井)の方が将軍にふさわしいとの声が大きくなり始めていた。そんななか、将軍の死因をいぶかる土井は忍びを使って秀忠の胃袋を調べようとするが、突然現れた者に奪われてしまう。届けられた先は将軍家剣術指南役・柳生宗矩。彼の検視により秀忠の死は、ヒ素を盛られたためだと判明する。

宗矩に問い詰められた家光の小姓・松平信綱(山田)と乳母・お福(美村)が秀忠暗殺を白状。将軍が家光を廃嫡する動きにでたため、やむを得なかったのだと明かす。宗矩は柳生新陰流の弟子である家光を将軍に据えるため、陰謀を張り巡らせるが、それは朝廷を巻き込んで幕府を家光派と忠長派に分裂させ、柳生一族をも骨肉の争いに駆り立てる、仁義なき戦いの始まりとなる。