BMWは100車種以上!車検対応の輸入車用マフラーを豊富に取り揃える【ARQRAY(アーキュレー)Vol.2】

旧年式車から現行車までほとんどのBMWに対応するアーキュレーのマフラー

EXエンヂニアリング アーキュレー

膨大な数の車種別マフラーを取り揃える輸入車専用マフラーブランドの「ARQRAY(アーキュレー)」。その品揃えは、日本国内で正規販売された主要な輸入車は網羅していると思えるほど豊富だ。

なかでも充実しているのがBMWだ。E30やE36などの旧年式車から現行車まで、100車種を超えるBMW用マフラーをラインナップ。純正パーツの生産が終了した車種も多数名を連ねているので、輸入車ユーザーにとってアーキュレーは頼もしい存在であることだろう。

すべてのマフラーは加速騒音規制をクリアした安心の車検対応

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それらすべてアーキュレーのマフラーは、個別に開発された完全車種別設計だ。加速騒音レベルや排気管の突出に関する規制を踏まえながらサンプル品を製作し、シャシーダイナモや走行テストを繰り返してスペックを決定する。

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音量試験も綿密に実施される。2010年に施行された「加速騒音規制」では同年4月1日以降に製造された車両が装着する交換用マフラーは加速騒音レベルを81dB以下に抑えなければいけないことになっているが、アーキュレーの対象車用製品はすべてこの新基準をクリア。何度も試験を重ね、パフォーマンスが向上する車検対応マフラーのみを商品化している。

その結晶である「治具」をアーキュレーでは自社倉庫に大量ストック。商品化したマフラーはいつでも製造できる生産体制を整えている。

車両の個性に合わせた心地良いマフラーサウンドを実現

日本の厳しい音量規制に対応したアーキュレーのマフラーだが、ドライビングフィールを高める心地良いサウンドを奏でてくれる。ターボエンジン搭載車では迫力のある重低音とし、NAエンジン搭載車では突き抜けるような高周波サウンドに高回転域をセッティングするなど、車両のキャラクターに合わせたサウンドチューニングを施しているのだ。

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さらに、可変バルブが純正採用されている車種の場合は「ドライビング・パフォーマンス・コントロール」などの走行モード切り替えシステムにも対応。移植した純正の可変バルブが開閉する仕様になっている。「コンフォート」「ECO PRO」「スポーツ」など、モードの切り替えに応じてマフラーのサウンドも変化する。

その違いや格段に音質が向上したサウンドをぜひ動画で体感してほしい。

難易度の高いティグ溶接で熟練の職人がひとつずつ丁寧に製作

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素材や製造工程に関しても、アーキュレーには独自のこだわりがある。

最高級SUS304ステンレスや超軽量のチタンなど、厳選された素材を使用。口径に歪みや狂いのない精密な曲げ加工をコンピューター制御で行える「高性能パイプベンダー」やシェルケースに強度を与える「ダブルフランジャー」などの専用機材を駆使し、ひとつずつ丁寧に組み上げていく。作業効率の良いミグ溶接ではなく、出来上がりが美しく難易度が高いティグ溶接で製造されるのも、熟練の職人を擁するアーキュレーならではだ。

タイコの中央に入れられたブランドロゴと「匠」の浮き文字は、そうした日本製への誇りとこだわりの表れといえる。

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ディーゼルエンジン搭載車用マフラーも展開

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重量やサウンド、テールエンドのルックスなど、好みに合わせてセレクトできる選択肢の広さもアーキュレーの魅力だ。フルチタンのフラッグシップモデルやすべてのパーツに最高級SUS304ステンレスを採用したベーシックモデルの他、チタンとSUS304ステンレスをミックスしたハイブリッドモデルやテールカッター部にカーボンファイバーを使用したファッション性の高いモデルもラインナップしている。

その顔触れに、新ブランドの「Dieselex(ディーゼルエックス)」が加わった。アーキュレーはこれまではガソリン車用のマフラーをリリースしてきたが、ディーゼルエンジン搭載車用のマフラーも展開されることとなったのだ。

第一弾としてリリースされたのは、BMW X1 xDrive 18d用と218d アクティブツアラー用の2モデル。Vol.3では、パフォーマンスの向上が実現する上、遊び心も注ぎ込まれたディーゼルエックスの魅力をたっぷりとお届けしよう。

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