ロケット・ラボ、打ち上げを延期 人工流れ星衛星も搭載

ロケット・ラボは11月29日、小型ロケット「エレクトロン」の打ち上げを数日間延期すると発表しました。

もともと、11月30日の打ち上げが予定されていたエレクトロン。しかし、追加で地上テストを実施する必要があるとして、打ち上げは延期されています。

エレクトロンはニュージーランドのペニンシュラの発射施設から、7機の人工衛星を軌道に投入する予定です。さらに、株式会社ALEの人工流れ星ミッションを実施する人工衛星も搭載されます。

また、エレクトロンはロケットの再使用も検討しており、今後ロケットにテレメトリデータ(飛行情報)のセンサーが搭載され、空中での回収実験に役立てる予定です。

エレクトロンの打ち上げウィンドウは、以前と変わらず12月12日までが設定されています。

Image: ロケット・ラボ
Source: Space.com
文/塚本直樹

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