メルセデスF1のハミルトン、完勝も「2020年マックスたちに負けないよう、気を緩めずに努力していく」

 2019年F1アブダビGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはポールポジションから今季11勝目を挙げた。

 ハミルトンは55周のレースをミディアムタイヤでスタート、26周目にハードに交換する1回ストップで走った。ファステストラップを記録してボーナスポイントも獲得、決勝全周回リードと、完勝を果たした。

2019年F1第21戦アブダビGP 優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)がドーナツターン

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
 最高の形でシーズンを終えることができた。今週末、僕らチームはとても強くて、バルテリ(・ボッタス)も素晴らしい仕事をしたと思う。皆が献身的にハードワークを続けていることをありがたく思う。僕らは共にレベルを引き上げているんだ。チームの皆に心から感謝したい。

 僕らチームにとって、成長という意味ではとても重要な一年だったと思う。来年新たなチャレンジを始めるにあたり、今年の経験が役立つことを願っている。

 今年はバルテリ、マックス(・フェルスタッペン)、シャルル(・ルクレール)を相手にいいレースをしてきた。2020年はさらに接戦になるはずだ。彼らはレベルを引き上げるための努力を惜しまないだろうから、この冬、僕も同じことをしなければならないのは明らかだ。自分にはやれると信じているよ。気持ちを新たに前に進んでいく。来年の新たなチャレンジを楽しみにしている。

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