CUBERS - 令和元年5月にメジャーデビュー!! いま「掴みたい」ボーイズユニットCUBERSのメジャー元年を振り返る!

メジャーデビューで激動の一年

──この12月、渋谷のLOFT9 Shibuyaと大阪のロフトプラスワンウエストでそれぞれファンミーティングを開催していただくのですが、今年を振り返っていかがでしたか? おそらく一番のトピックスでいうと、5月のメジャーデビューかなとは思うのですが。

綾介:そうですね。メジャーデビューは2018年クリスマスのイベントで発表されたんですが、そこから5月のメジャーデビューまでの半年間があっという間で…。2月には全国キャンピングカーTOURとかいろいろやったんですが、忙しすぎて記憶が飛んでるかもしれないです(笑)。

TAKA:僕はツアーで人生はじめての北海道に行きましたね。みんなで食べたジンギスカン、うまかったなー。

春斗:え? ジンギスカンなんて食べたっけ?

TAKA:食べたじゃん!(笑)。

綾介:いや本当に『メジャーボーイ』(※メジャー1stシングル)のリリース時期は毎日いろんなことがありすぎて…。

──その『メジャーボーイ』は作詞作曲がつんく♂さんと、メジャー一発目のシングルとしては最高のスタートでしたよね。

9太郎:僕はもともとモーニング娘。さんに入りたかったので(笑)。『メジャーボーイ』は作詞作曲がつんく♂さんで、振り付けは夏まゆみ先生だったんですけど、「ほぼモーニング娘。や!」って、めちゃめちゃ嬉しかったです。

優:曲調がつんく♂節だからか、ハロプロ黄金期にモー娘。が好きだった世代の方からも、ものすごい反響でしたね。実際、曲自体にもすごいパワーがあって、ライブでもこの曲になると会場が一体になるのを感じます。

綾介:夏先生はすごく面倒見のいい方でしたね。ツアーの監修もしていただいたんですけど、ダンスはもちろん、パフォーマンス全てにおいて「魅せる」ということについて教えてくださり、エンターテインメントとはなにかを改めて考える、いい機会になりました。

アイドルオタクあるある動画でブレイク!

──上半期はメジャーデビューで良くも悪くも振り回された一年だったと思うんですが、下半期だといかがでしょうか?

綾介:下半期は個人での活動が増えたイメージですね。もともと9太郎は友達いないキャラだったのに、最近はいろんな人とご飯食べに行ってるよね。

9太郎:いやキャラじゃなくて、友達は昔からいないですけど(笑)。

──最近でいくと一番バズったのは9太郎さんですよね。(※SNSで挙げているアイドルオタクのあるある動画でブレイク中)

綾介:バズった9太郎しか知らない方も多いと思いますが、9太郎は本当に「努力の人」なので…。俺らは努力してる9太郎をずっと横で見ていたので、むしろバズって当然だし、「やっと結果が出たか」といった印象です。

TAKA:バズってもなお努力を怠らないですからね。

9太郎:この感じ、すげーやりづらいな~(笑)。

──動画はネタの本数がハンパじゃないですよね。誰かモデルがいるんですか?

9太郎:この人! っていう人はいないんですけど、本当に目撃した人だったり体験したことが多いですね。最近だといろんな界隈のオタクの人からSNSで、「わたし今日こんな目に遭ったんです!」みたいなタレコミがくるようになったんで、そこからネタ作りをしたり。あとは僕自身、モー娘。のまーちゃん(※佐藤優樹)が好きなので、周りで、「ライブ見たことない」っていう人がいたときに、「ほんとナマでパフォーマンス見てほしい~~!」ってついマウント取っちゃうんですけど、「動画のヨシエみたいになってんじゃん!」って自分で感じますね。

結成から4年経っても掴めない

綾介:メンバーそれぞれ個性と長所がありますよね。9太郎は努力の人で、TAKAはスタイルの天才だし、優だったら独特の感性の持ち主だなと思います。(春斗を見て)うん……。

春斗:ん?

──あれ? 春斗さんは…?

綾介:あ、まだ掴めてないです(笑)。

TAKA:これだけ一緒にいてまだ「わからない」とかある?(笑)

──優さんの感性でいうとどの辺がすごいと思います?

綾介:いろいろありますけど、笑いのツボが独特だなって思いますね。みんなが思うスタンダードな笑いとは別の角度から笑わせにくるなと。

TAKA:ライブではコントコーナーがあるんですけど、優が台本を書いてくれてるんです。

──そうなんですね。本当はお笑いがやりたいとか?

優:いや(苦笑)、もともとラーメンズさんが好きなので、書く台本もラーメンズさんを意識して「うまいこと言ってやろう」みたいな気持ちになりますね。

──シュール路線に寄っちゃうんですね(笑)。ところで、綾介さんはそろそろ春斗さんのいいところ、思いつきました?

綾介:んー、全く思いつかないですね。共演者の方からは、「彼、変わってるよね」とか、「普段どんな感じなの?」と聞かれるんですけど、「いや、俺もまだ掴めてないし」って(笑)。

TAKA:俺も掴めてないなー(笑)。

春斗:みんなまだ俺のレベルについてこれてないのかもね(笑)。でも正直、俺からしても全員掴めてない部分はありますね。よく言ってるんですけど、同じ学校だったらそれぞれ違うグループに属していただろうなと思います。

──CUBERSを結成してそろそろ4年くらい経ちますよね。よくあるアイドルグループだと、一人くらいメンバーが脱退していてもおかしくない時期だったりしますけど。

TAKA:それも強みかもしれないですね。脱退も加入も今のところ話がないので、言葉には出さないけど、ずっと5人でやってきたっていう気持ちはそれぞれあるんじゃないかな。

──アイドルオタクからすると、急にメンバーが脱退すると心配になっちゃいますよね。

9太郎:ですね。よくわかんない理由でやめていく人がいるとモヤっとしちゃいますよね(笑)。

来年こそ春斗を掴む!!

LOFT9では2018年9月に台風の影響で中止になって以来、3度目のイベントですね。

綾介:あー! そういえば中止になりましたね(笑)。

TAKA:いい会場ですよね。雰囲気も暖かいですし、ごはんもおいしかったですし(笑)。

──嬉しいです! イベントもまさしくファンミーティングという感じで、いい意味でゆるくてファンの皆さんからしても暖かい気持ちになるんじゃないかと思います。また皆さんでゲームするんですか?

綾介:そうですね。とりあえずみんなで体張る感じです(笑)。

TAKA:「なんで?」ってくらい、いつも体張ってるよね。

優:そこに笑いがあるならなんでもやりますよね。

──ストイックですね(笑)。来年でいくとduoで開催する「踊らないワンマン」が最初のライブですが、この「踊らないワンマン」とはどのような趣旨なんでしょうか。

9太郎:普段のライブだとオケに合わせて歌って踊ることが多いのですが、「踊らないワンマン」は、バックバンドの生演奏でフォーマルな衣装を着て歌ってます。「踊らない」だからダンスは封印するのですが、僕はどうしても踊ってしまいます(笑)。

春斗:踊らないと間の取り方がわからなくなるので(笑)、どこでなにをするか、どうやって遊ぶかというところを考えながらやってます。

優:僕は洋楽が好きなので、ライブでやる洋楽のカバー曲をセレクトさせてもらっているのですが、バンドの演奏に乗せるとどんな感じになるのか、次も今からとても楽しみですね。

9太郎:振付がない分、自由に動けるライブでもあるので、窓に映る自分を眺めながら練習してますね。歌はさておき、とにかく自分が可愛く見えればいいなと(笑)。

──こちらも楽しみですね。最後に2020年の抱負を聞かせてもらえますか?

TAKA:今年はいろいろな人の力添えでメジャーデビュー、2ndシングルと発売できたので、来年は自分たちの力でいろんな人を巻き込めるようなグループになりたいですね。あと、一つ言えることは、来年も春斗くんのことは誰も掴めてないと思います。

春斗:正直、そろそろわかってほしいけどね(笑)。

綾介:「来年こそ春斗を掴む!!」って大きく書いといてください(笑)。

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