流行語大賞に「ONE TEAM」 ラグビーにちなんだ言葉五つ候補に

©株式会社新潟日報社

 「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれたことを受け、2日、このスローガンを掲げてラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りを達成した日本代表勢や、本県関係者から喜びの声が上がった。

 ラグビーにちなんだ言葉は五つが候補に入っていた。ワンチームは若手やベテラン、多国籍の選手が団結することを意味し、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチによる新体制になって考案された。

 2016年10月の発表時に共同主将を務めていたフッカーの堀江翔太選手は「ラグビーが注目されてうれしい。誇りに思う」と語った。W杯で4トライを挙げたWTB福岡堅樹選手は「日本中に浸透してうれしく思う。(受賞は)W杯で日本全体がワンチームとなった結果で、言葉に重みがある」と話した。

 稲垣啓太選手の母紀子さん(60)は「(ワンチームは)絶対に選ばれてほしかった。ラグビー人気が一過性にならず、引き続き盛り上がってくれたらうれしい」と笑顔。「笑わない男」については「個人を表す言葉だし、作られたイメージのような気がする」と述べ、トップテン入りしなかったことを気にする様子はなかった。

 ワンチームが大賞に輝いたことを「予想通り」とするのは県ラグビー協会の三膳惣一会長(67)。「選手やスタッフ、ファンもワンチームの一員という意味が込められているのではないか。目標を定めて同じ方向を向くというのは会社でも学校でも使える言葉だと思う」と喜んだ。