斎藤は現状維持、加藤&石川直2200万円増、横尾は100万円減…日ハムが7選手と契約更改

契約更改に臨んだ日本ハム・斎藤佑樹【写真:石川加奈子】

石川亮400万円&谷口300万円増、投手から野手転向の白村は950万円減

 日本ハムは2日、札幌市の球団事務所で7選手と来季の契約を更改した。年俸、今季成績、来季の目標は次の通り(金額は推定)。

○谷口雄也外野手(1300万円→1600万円)
30試合48打数11安打10打点2本塁打0盗塁、打率.229
「得点圏打率や打席は少ないですけど、ヒットに対しての打点はモチベーションになりました。チャンスでもっともっと強くなりたいです。今年(田中)賢介さんと一緒に代打の準備をしたので、いいものはどんどん取り入れたいです」

○斎藤佑樹投手(1600万円→1600万円)
11試合21回0勝2敗0ホールド0セーブ、防御率4.71
「チームが優勝するためのピースになれたらと思います。ショートスターターは数字がついてくるものではないのでなるべく成功体験を積み重ねて、自分自身が満足していくことが重要。チームが勝つことが励みになると思います」

○石川亮捕手(800万円→1200万円)
46試合75打数15安打3打点0本塁打0盗塁、打率.200
「一つしかないポジションを強気に狙います。打撃で結果を出していかなきゃいけないですし、ちょっと嫌だなと思われるようなバッターになりたいです。打率は2割5分打ちたいですし、最低でも70試合以上は出たいと思います」

○白村明弘外野手(1850万円→900万円)
1試合3打数0安打0打点、打率.000
「ファームでもホームランを打てると思ってなくて、自分が思った以上のものが少しは出せたかなと思います。来年はみんながここまでくらいしかできないだろうと思うところの遥か上を越えていけるシーズンにしたいと思います」

○横尾俊建内野手(2100万円→2000万円)
78試合170打数32安打13打点3本塁打0盗塁、打率.188
「シーズン中に直したかったところを小笠原コーチからも直接アドバイスいただき、手応えをつかんでいます。個人的にもチームとしても悔しい思いをしたので、来年はたくさん打って、たくさんお立ち台に上がれるように頑張ります」

○石川直也投手(3400万円→5600万円)
60試合54.1回3勝2敗21ホールド5セーブ、防御率3.31
「開幕してすぐ1か月ほど2軍の期間ありましたが、60試合投げられたことは自信になりました。来年は1年間クローザーでやりたいと思っています。目標は40セーブ。セーブ王を獲ってチームに貢献できたらと思います」

○加藤貴之投手(3500万円→5700万円)
26試合92回5勝7敗1ホールド0セーブ、防御率3.52
「来年も、今年やらせてもらったショートスターターを先頭に立って頑張ろうと思います。個人的な目標はないです。リーグ優勝と日本一を目指し、チームに貢献できるよう必死に投げるだけ。今年と変わらないスタイルで頑張ります」(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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