西武中村が9000万円増の3億50000万円、日ハム斎藤は現状維持…2日の主な契約更改は

契約更改に臨んだ西武・中村剛也【写真:安藤かなみ】

36歳の鷹川島は2年契約の年俸7000万円、ハム加藤&石川直は2200万円増で更改

 西武の10選手が2日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、中村剛也内野手が9000万円増の年俸3億5000万円でサインした。プロ18年目の今季は135試合出場、打率.286、30本塁打、123打点で自身4度目の打点王を獲得。リーグ2連覇に大きく貢献した。

 他の9選手は岡田雅利捕手が130万円増の年俸3000万円。森脇亮介投手が300万円増の年俸1300万円。熊代聖人外野手が200万円増の年俸1200万円。永江恭平内野手が50万円減の年俸990万円。佐藤龍世内野手が240万増の年俸840万円。愛斗外野手が220万円増の年俸840万円。水口大地内野手が現状維持の年俸770万円。西川愛也内野手が現状維持の年俸700万円。戸川大輔外野手が130万円増の年俸630万円でそれぞれサインした。

 ソフトバンクの4選手は、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、川島慶三内野手が現状維持の年俸7000万円で2年契約を結んだ。今季は左肩痛で離脱した期間もありながら、主に左投手を相手にする“左キラー”として47試合に出場して打率.364をマーク。36歳で新たな複数年契約を掴んだ。

 また、釜元豪内野手は700万円増の年俸1300万円、西田哲朗内野手は400万円減の1400万円でサインした。一方、松田遼馬投手は1400万円からのアップ提示を保留した。移籍2年目の松田遼は中継ぎとしてキャリアハイとなる51試合(先発1試合を含む)に登板。2勝4敗5ホールドの成績を残した。

 日本ハムの7選手は札幌市の球団事務所で7選手が契約更改交渉に臨み、斎藤佑樹投手が現状維持の1600万円でサインした。プロ9年目の今季は11試合に登板して21回を投げ、0勝2敗で防御率4.71。2年連続未勝利に終わった。加藤貴之投手は2200万円増の5700万円で更改。ショートスターターとしての貢献が認められた。今季60試合登板の石川直也投手も2200万円増の5600万円でサインした。

 また、横尾俊建内野手は100万円減の2000万円、谷口雄也外野手は300万円増の1600万円、石川亮捕手は400万円増の1200万円、白村明弘外野手は950万円減の900万円でそれぞれ更改した(金額はいずれも推定)。(Full-Count編集部)

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