『鬼滅の刃』小説版、人気の秘訣は小説でしか読めないエピソードと、吾峠呼世晴の描きおろしイラスト!

集英社のJUMPjBOOKSから刊行された『鬼滅の刃 しあわせの花』『鬼滅の刃 片羽の蝶』2冊が累計70万部突破。 レーベル史上最速の売れ行きを見せている。

JUMPjBOOKSは、 1993年に創刊された、 集英社の小説レーベルのひとつ。少年ジャンプ、 ジャンプSQ.、 ヤングジャンプ等の連載作品から派生した小説版は、 本編で描かれていないエピソードが読めたり、 おなじみのキャラクターの違う設定での活躍が楽しめたりと、 より原作ファンに訴求できるよう進化を続け、 人気を集めてきた。『鬼滅の刃』シリーズは、 2019年2月に第1弾『鬼滅の刃 しあわせの花』、 10月に第2弾『鬼滅の刃 片羽の蝶』が刊行され、 12月10日の重版をもって累計70万部を超え、 レーベル史上最速の数字となった。

この人気の理由は、 「本編で描かれていないエピソードが、 原作者のイラスト付きで読める」というものもある。 特に『鬼滅の刃』は、 コミックス最新刊やジャンプ本誌での展開がシリアスなこともあり、 ほのぼのとしたエピソードのある小説版が「息抜きになる」といった感想も寄せられている。上の挿絵は、 『鬼滅の刃 片羽の蝶』で、 柱たちが冨岡義勇を笑わせようと画策するシーンだ。

(C)吾峠呼世晴/集英社

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