がんばれ!「マイチーム」 県内各校「一校一国」応援

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アルゼンチンがゴールを決め、手作りの国旗を手に歓喜する楠小の児童たち=2日午後、熊本市東区のパークドーム熊本(後藤仁孝)

 「届け! 私たちの応援」-。女子ハンドボール世界選手権で熊本県内全ての小中高校と特別支援学校が、特定の出場国を選んで応援する「一校一国運動」を展開している。2日、熊本市東区のパークドーム熊本であったアルゼンチン対ロシア戦では、子どもたちがそれぞれ後押しするチームに熱い声援を送った。

 出場国のことを子どもたち自身で調べてもらい、国際的な知識や感覚を身に付けながら大会を盛り上げてもらおうと、県教委が各校に呼び掛けた。各校は出場24カ国から1国を選択。授業の中でその国の文化や歴史、経済、国歌などを学び、体育の時間にハンドボールを体験してきた。

 この日のアルゼンチン対ロシア戦では、コートに入場する両国の選手を児童、生徒がハイタッチで出迎え試合開始。23校から約4500人が詰め掛け、応援国が得点するたびに割れんばかりの歓声と拍手を送った。

 35-22で勝利したロシアを応援する西原村の山西小は、5年生約70人が手作りの小さな国旗を力いっぱい振った。須藤詢平君は「ロシア選手はすごいパワーと迫力だった」と興奮気味。「(熊本地震からの復興に)世界から支援してもらった。その感謝も込めた」と笑顔を見せた。

 アルゼンチンを応援する菊池市の花房小は全学年約70人が参加。事前学習で作った公用語のスペイン語の応援パネルを掲げた。6年の前ありささんは「倒れてもすぐ反撃に向かう姿に感動した。アルゼンチンにもハンドボールにも注目し続けたい」と楽しんでいた。

 観戦には、熊本国際スポーツ大会推進事務局が特別席を用意。全96試合を通して約500校、8万1千人以上が世界レベルの試合を間近で体感する予定。

 全1万席のパークドームにはこの日、子どもたちを含め約6600人が観客席を埋めた。(堀江利雅)

試合結果等は以下のURLから。

https://japanhandball2019.com/