奈留にサンタクロース登場 江上天主堂保全へチャリティー 五島市民ら179人 仮装し島内巡る

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雨の中、奈留港ターミナルを出発する参加者=長崎県五島市

 長崎県五島市奈留島で1日、国指定重要文化財の江上天主堂の保全を目的としたチャリティーイベント「サンタラン」(実行委主催)があり、サンタクロースなどに仮装した市民ら179人が島内を走ったり歩いたりして楽しんだ。

 江上天主堂は1918年に建築され、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「奈留島の江上集落」内にある。サンタランは2015年から毎年開催し5回目。島内外からの参加者が年齢に応じて500円から2千円を払い、一部を教会に寄付する仕組み。過去4回の寄付総額は69万円余りになった。

 時折強い雨が降る中、サンタやトナカイなどに扮(ふん)した参加者が奈留港ターミナルを出発。歩いたり走ったりして、思い思いのペースで約7.7キロ先の同天主堂を目指した。ゴール後は奈留総合体育館でカレーの炊き出しや抽選会などがあった。

 実行委員長の城田正宏さん(44)は「参加者やスタッフとの交流を深めながら、江上天主堂の雰囲気や歴史を知ってほしい」と話した。