香港問題、「一国」が大前提

中国共産党序列3位が強調

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栗戦書(中国通信=共同)

 【北京共同】中国共産党序列3位の栗戦書氏は3日、香港とマカオに高度の自治を保障する「一国二制度」の大前提は「一国」であることだと強調し、両地区とも「国家の統一的な統治システムに組み込まれている」と述べた。中国本土への反発を背景に続く香港の抗議活動をけん制した。

 今月20日にマカオがポルトガルから中国に返還されて20年になるのを前に北京で開かれた座談会で発言した。全国人民代表大会常務委員長(国会議長)として出席した。

 栗氏は、一国二制度の最低限の条件は、国家主権を損なわず、中央の権威にあらがわず、本土に影響を及ぼす破壊活動を行わないことだと指摘した。