現職、自公推薦、共産支援の三つ巴に、N国立花氏も参戦で小金井市長選は激戦に!? #選挙ドットコムちゃんねる

今回の「選トピ」のテーマは、12月1日告示、12月8日に投開票の小金井市長選挙です。

現職候補に挑むのは、自公推薦候補と共産支援候補。
実力が拮抗した3者の激戦が予想される中、あの立花氏も立候補を表明して、ますますな状況に。果たして勝つのはどの候補?

この選挙では「首長選では現職有利」という定説が通用しにくい理由や、選挙の争点・見どころなどを選挙プランナーの松田馨さんが解説。

ここでは番組の様子をダイジェストでお伝えします!

MC乙武、思わず「もういいよ……」とつぶやく

千葉 「最新の注目選挙としては、埼玉県上尾市と朝霞市の市議選、そして小金井市の市長選などがありますが、小金井市長選に、またまたN国の立花氏が参戦するということで話題になっていますね」

乙武 「小金井市の市長選にも立花さん、出るんですね」

松田 「小金井市長選には、現職の西岡さんが2期目を目指して立候補しているところに、共産党系と市民派が支援している森戸さん、そし自民・公明と東京維新が推薦する河野さん、そしてN国の立花さんが立候補しますね」

乙武 「もういいよ……。
ところで河野さんが自公推薦ってことは、現職の西岡さんは自公ではない支持層ということですか?」

松田 「もともと西岡さんは民主党で、都議会議員をされていた方で、市長選の前に落選をされてその後市長選に鞍替えして当選したんです。

前回の市長選は4名で争って、非常に激戦になりまして、西岡さんが得票率で言うと約33%を獲得。そしてその時に出た自公推薦の方が25%、もう一人の方も25%くらいで、かなり票を分け合って、激戦を勝ち抜かれました。

今回また、自公推薦、共産党系の候補者に加え、さらにN国立花さんも、ということでまたいろいろと票が割れてくると思います。

とくに西岡さんが一般的によくある自公推薦ではないということで、混戦が予想されますね」

首長選は現職が強い、という定説は通用しない?

乙武 「首長選挙は、現職が圧倒的に強いといわれるんですけど、今回はそれほど気の緩まない戦いになりそう、ということですか?」

松田 「それでも多少、現職優位ではあると思いますね。
ただ、小金井市は市庁舎をどうするかというのが非常に大きな争点になっていて、有権者の関心も高いんです。

注目の選挙(動画撮影時点)

そのあたりで、先日公開討論会が行われたんですが、そのときは現職の西岡さんがやや防戦気味という感じだったので、そこを討論会に来た有権者がどのように判断するか、というところがかなりポイントにはなると思いますね」

乙武 「どちらにしても、要注目の選挙になりそうだ」

市庁舎の建て替えに加え、市内を通る2本の都道計画など、有権者である住民の生活に密接に関係がある問題が争点になっている今回の市長選。
N国の立花氏の参戦というマスコミ的な話題としてでなく、自分たちの住む市を今後どのように気づいていくかという非常に身近なテーマだけに、有権者の関心も非常に高いようです。

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