【MLB】元広島ジャクソンが「ロッテと合意」と米報道 NPBでの3年間「勢いづいていた」

2018年まで広島でプレーしたジェイ・ジャクソン【写真:荒川祐史】

ジャクソンは広島に3年間在籍、175試合に登板して92ホールドをマーク

 ブルワーズからFAとなっていた元広島のジェイ・ジャクソン投手がロッテと契約に合意したと、米メディアが伝えている。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーモアズ」は「ジェイ・ジャクソンが千葉ロッテマリーンズと契約へ」のタイトルで詳報している。

 同サイトはジャクソンが既に日本でプレー経験があることを指摘。「ジャクソンは2016年~2018年の間、広島で勢いづいていた」として広島在籍期間中の成績を紹介している。

 2016年から3シーズンにわたって広島のセットアッパーを務めたジャクソンは計175試合に登板し、10勝8敗2セーブ92ホールドの成績を残した。

 さらに同サイトは「ジャクソンは昨年オフにブルワーズとマイナー契約を結び米国に戻ったものの、最終的にはシーズンの大半を3Aでプレーした」と説明している。

 ジャクソンは今季米球界に復帰すると、ブルワーズで28試合に登板し、1勝0敗0セーブ2ホールド、防御率4.45。3Aでは34試合登板、5勝2敗8セーブ、防御率1.33の成績を残していた。

 記事は「彼はそこ(3A)で支配的だった」としてマイナー時代の成績を紹介した上で、メジャーでは(マイナーと)同様の成功を収められなかった」と指摘している。

 日本球界に復帰すれば2年ぶり。今後の動向が注目される。(Full-Count編集部)

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