【シュートボクシング】海人がベイノアを判定で下して大晦日参戦アピール、町田光がバックドロップ決め判定勝利

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海人が後ろ蹴りを放つ

 海人は昨年11月のシュートボクシングのS-cup65kg級 世界トーナメントを全試合KO勝利で優勝し、S-cup世界王者に。その海人がRISEウェルター級王者で極真のベイノアを迎える。
 ベイノアは所属する極真会館の全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キック転向後は空手仕込みの蹴り技、外国人特有のバネのある攻撃力でJ-NETWORKウェルター級王座、RISEウェルター級王座を獲得している。極真で培った技でこの一戦で勝利を目指す。

極真のベイノアの蹴りも海人を苦戦させた

 1R、ロープを背負いながらも左に回るベイノアに対して、海人がプレッシャーをかけていく展開に。海人は左右のボディブローから左フックを当て込む。ベイノアはハイキックを狙うが、海人はしっかりガードする。

 2R、ベイノアは左ジャブでけん制しようとするが、海人はプレッシャーを弱めない。ベイノアの左右のミドルキック、右ストレートを被弾するも、海人は前進してガードの上からワンツーを出していく。若干ベイノア優勢のラウンドか。

海人のアッパーがヒットする

 3R、序盤は両者はスピードのある左右ミドルを蹴り合う。海人はカーフキックのようなキックも繰り出す。終盤には海人がパンチをまとめる場面もあり印象付けた。

 4R、ベイノアがバックブローを放つと、海人右ストレート、さらに左ボディから左フックといったように海人の小刻みなフックがベイノアに対してコツコツヒットする。ベイノアも右ストレート放ち、飛びヒザまで繋いでハイキックも狙っていく。

判定で海人が勝利

 5R、これまでより更に近い距離になって、ベイノアが右ストレートをヒットさせると海人がカウンターの左フックを当て返すといった打ち合いとなる。海人はベイノアをつかんで何度も右ヒザを顔面、ボディに突き刺し好印象を残す。ベイノアの左ハイキックは空を切り、海人の左右フックがベイノアを捉える場面が増える。ベイノアは右ローを返すが海人のパンチやヒザのヒット数の印象が強い。判定で海人がベイノアを下した。

バックドロップで西岡を投げる町田

 3Rには西岡に逆に投げられてしまうが、これはポイントにならず。西岡は前進して左フックからの右ストレートを振るっていくが、やはり町田は打ち合いには応じず組みついて投げを狙っていく。町田が西岡をこかす場面が増える。

 西岡は終盤にパンチで前進すると町田はラスト30秒で必殺のバックドロップ。これが見事に決まってシュートポイント2を町田が獲得。その後すぐに西岡が前進するが終了のゴング。SB王者に町田が勝利した。


女神のリーチの長い前蹴りがヒット

 女神は中学生の時からSBセミプロマッチで活躍し、那須川天心の妹の那須川梨々などに勝利してきた。今年7月21日の「Girls S-cup 2019」では、プロデビュー戦にしてNJKFミネルヴァ・ピン級王者MARI、MISAKIの二強を下し、16歳にして新王者に輝いた。前戦は韓国のベテランファイターと対戦し強打を炸裂、相手を鼻骨骨折に追い込みTKO勝ちを収めた。戦績は4戦4勝(2KO)と無敗だ。

 対するゲーオジャイは、過去に来日経験もあるWPMF世界女子フェザー級王者サーオシン・ソーソピットの実姉。オーソドックスの構えから繰り出される重みのある右ミドルで相手のボディを削るアグレッシブなファイトが特徴だという。

 1R、ゲーオジャイの右ミドルに対して、女神がすぐさま右ローや右の前蹴りを返す。中盤、テンポ良くワンツーと攻める女神にゲーオジャイが組みついて左ヒザをボディに突き刺す。終盤になると女神が前蹴りで突き放して、一気にロープにつめて左フックからの左ハイキックも見せる。手数、印象共に女神が圧倒してジャッジ3名とも女神を支持する。

16歳 女神がKO勝利

 2R、左右のミドルを蹴り込んでいくゲーオジャイに対して、女神が強烈な左ボディフック。ゲーオジャイは距離を取って左右ミドルを放つが、女神が前蹴りからの左右フックや右ストレートと攻撃のヒット数を重ねてダメージを蓄積させていく。さらに右フックからパンチの連打で、防戦一方となったところでレフェリーがスタンディングダウンを宣告。ファイティングポーズを取るゲーオチャイに対して、女神がパンチを連打。渾身の左フックがヒットして顔面が流れたところでレフェリーが試合を止めた。


顔面へのヒザ蹴りでKO勝ちした竹野(右)

▼第1試合 CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦  SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯竹野元稀(風吹ジム/SB日本スーパーバンタム級4位)
KO 2R 2分15秒 ※左ヒザ蹴り
●大桑宏章(シーザージム渋谷/SB日本スーパーバンタム級4位)

 1R、大桑がサウスポーに構えて距離を取る。竹野がワンツーから鋭い右ローで先制すると、竹野がのしのしと前進し、大桑をコーナーに追い詰めてワンツーからの飛びヒザまで繋いでペースを掴む。大桑は下がりながら左ストレートをヒットさせるが、竹野が追いかけるようにコーナーに詰めて左右のフック、強烈な左ボディと手数を増やして圧倒する。ここまでの採点では3者とも竹野に。

 2R、竹野が序盤から前進して圧力をかけていき、何度も左右のフックを顔面やボディに打ち込んでいく。大桑は1Rにも増して防戦一方となる中、竹野が容赦なく左右のヒザをボディに突き刺して右フックを当て込む。大桑は何とか組みついて耐えるが竹野の左ヒザが炸裂してダウン。そのまま立とうとしたが起き上がれず、竹野の圧巻KO勝利となった。


▼オープニングファイト 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯YUSHI(TEAM FOREST/SB日本スーパーライト級8位)※GSB豊橋から所属名変更
TKO 2R 2分4秒 ※レフェリーストップ
●佐達 淳(シーザージム新小岩/SB日本スーパーライト級)