長崎OMURA室内合奏団 世界的ホルン奏者迎え定演 19日長崎、20日大村

水野信行

 長崎県大村市を拠点に活動するプロの室内オーケストラ「長崎OMURA室内合奏団」が19日に長崎市で、20日に大村市で定期演奏会を開く。「バッハ&モーツァルトシリーズ第2弾」と題し、世界的ホルン奏者の水野信行をゲストに迎える。
 水野は1970年、ドイツ・デトモルト音楽大に留学。80~2003年まで同国のバンベルク交響楽団首席奏者。日本ではサイトウキネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団のトップ奏者として活躍。現在は東京音楽大客員教授を務めている。
 演奏会はコンサートマスターでアーティスティック・アドバイザーの松原勝也編曲によるバッハの「トッカータ、アダージョとフーガ」でスタート。続いてモーツァルトの「ホルン協奏曲第4番」「交響曲第41番 ジュピター」を演奏する。
 水野は「ホルン協奏曲は大好きな曲。ステージに立つのは緊張するが、皆さんと共に楽しみたい」とメッセージを寄せている。
 19日は午後7時から長崎市茂里町の長崎ブリックホール。20日は午後7時から大村市幸町のシーハットおおむら・さくらホール。チケットは全席指定で一般3500円、大学生以下千円。当日はいずれも500円増し。未就学児は入場不可。18日午前11時からは同さくらホールで無料の一般公開リハーサルがある。
 問い合わせは同合奏団事務局(電0957.47.6537)。

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