リリーフ左腕・ディークマン 2年750万ドルでアスレチックスへ

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ブルペンの補強が今オフの課題となっているアスレチックスは、今季終了後に自軍からフリーエージェントとなった左腕を呼び戻すことを選択した。日本時間12月4日、アスレチックスはフリーエージェントのリリーフ左腕、ジェイク・ディークマンと2年750万ドル+球団オプション1年で契約を結んだことを発表。ブレイク・トライネンやライアン・バクターがノンテンダーFAとなって退団するなか、高い奪三振率が魅力の左腕を確保した。

現在32歳のディークマンは、ロイヤルズの一員として今季の開幕を迎え、7月下旬にトレードでアスレチックスに加入。2球団で合計76試合に登板して62イニングを投げ、1勝7敗、31ホールド、防御率4.65、84奪三振をマークした。100マイルに達する速球を武器に奪三振率12.19を記録したものの、与四球率5.66と制球は相変わらず不安定。制球力の向上が安定した活躍へのカギとなる。

アスレチックスは、バクターをノンテンダーFAとしたことによりリリーフ左腕がT.J.マクファーランドしかいなくなり、実績のあるリリーフ左腕の確保が急務となっていた。ディークマンとの再契約は、そのニーズに合う動きと言える。なお、アスレチックスのボブ・メルビン監督は、相手打者の左右に関係なくディークマンを起用しており、来季から最低対戦打者数のルールが適用されることを考えると、来季も同様の起用法となりそうだ。

今季のアスレチックスは、メジャーワーストとなる30度のセーブ失敗を喫しており、ディークマンとの再契約はブルペン補強の第一歩に過ぎない。リアム・ヘンドリックス、ユスメイロ・ペティート、ホアキム・ソリア、ルー・トリビーノとある程度の頭数は揃っているが、トライネンの穴を埋めるべく、さらなる補強に動くことが予想される。

ディークマンはメジャー8シーズンで通算441試合に登板し、128ホールド、防御率3.90をマーク。フィリーズ時代の2014年には71イニングで100個の三振を奪い、レンジャーズ時代の2016年には26ホールド、被打率.189の好成績を残している。