HTB 減収減益 韓国人観光客 減少響く 9月連結決算

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 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)が3日発表した2019年9月期連結決算は、日韓関係の悪化に伴う韓国人観光客の減少などが響き、売上高は前期比10.4%減の303億3900万円で3期ぶりの減収。純利益は同31.1%減の40億2300万円で、2期連続の減益となった。
 HTB単体では、売上高は前期比9.9%減の255億8600万円。純利益は、連結子会社ハウステンボス・技術センターの株式売却益があったため、同1.3%増の56億1千万円を確保し、減収増益となった。
 入場者数は、前期比6.4%減の254万7千人。新たなイベント、アトラクションを打ち出せなかったことや夏場の天候不順が影響し、伸び悩んだ。海外は同11.3%減の16万3千人で、韓国人観光客の落ち込みも全体を押し下げた。
 10月にこれまで別料金だった施設を利用できるようにした「1DAYパスポート」を導入。入場料を実質的に値下げした。人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」の遊覧船運航や、来年の園内リニューアルなどで巻き返しを図る。
 20年9月期の業績見通しは、入場者数を269万人(前期比5.9%増)と設定。売上高は264億円(同3.2%増)を見込んでいる。