近藤氏側が異議申し立て

米沢市長選、票の再点検求める

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 任期満了に伴い、11月24日に投開票された米沢市長選で、現職の中川勝氏(69)に24票差で敗れた新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)の陣営関係者が3日、中川氏の当選無効を求め、市選挙管理委員会に異議を申し立てた。関係者は「得票差は誤差の範囲内。票の再点検、再確認をお願いしたい」と話している。

 申し立てたのは近藤氏選挙対策本部の高木茂之幹事長。市選管は同日から30日以内に訴えの内容を判断し、結果を公表する。

 申出書などによると、同市長選の有効投票数は4万458票で、中川氏が2万241票、近藤氏は2万217票をそれぞれ獲得した。24票の得票差は有効投票数に対して0.059%と誤差の範囲内であるため、有効票と無効票(354票)の再点検、再確認が必要と訴えている。

 高木氏は山形新聞の取材に対し「2万以上の得票に対して責任を果たす必要がある。市長を決める大事な選挙だからこそ、はっきりさせたい」と述べた。近藤氏は「市民から疑問票が多かったことを懸念する声が出ている。公正な調査を求めたい」とコメントした。

 同市長選の投開票当日有権者数は6万7378人(男3万2575人、女3万4803人)で、投票率は60.57%だった。