ウィーラー争奪戦が激化 すでに1億ドル以上のオファーも

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今オフのフリーエージェント市場において、ゲリット・コールやスティーブン・ストラスバーグの獲得を目指さない球団のトップ・ターゲットとなっているのが、メッツからフリーエージェントとなった29歳の右腕、ザック・ウィーラーである。獲得の際にはドラフト指名権の喪失が伴うものの、まだ20代でさらなる成長が期待できること、コールやストラスバーグほどの大金が必要でないことなどから、多くの球団が興味を示す人気物件となっている。

MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、メジャーリーグ関係者の発言をソースとして、ウィーラーにはすでにある球団から総額1億ドルを超えるオファーが届いていることを伝えている。それを踏まえ、「その金額であれば、契約期間は5年になるだろう」とローゼンタールはジ・アスレチックで公開した記事のなかで記している。

MLB公式サイトでレッズの番記者を務めるマーク・シェルドンは、マイク・ムスターカスの獲得に成功したレッズがウィーラー争奪戦に加わっていることを伝えている。また、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ヤスマニ・グランダルを獲得したホワイトソックスはウィーラーを投手補強のトップ・ターゲットとし、本気で獲得を狙っているという。ローゼンタールによると、ツインズ、レンジャーズ、ブルージェイズもウィーラー争奪戦に加わっており、ヤンキース、フィリーズ、パドレス、アストロズなどもウィーラーの獲得に動く可能性がある。つまり、すでに各球団によるオファー合戦はスタートしており、ウィーラーが早い段階で新天地を決める可能性もあるというわけだ。

シェルドンによると、ウィーラーとその代理人は、来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングまでに決着をつけたいと考えているという。ヘイマンも同様の情報を耳にしたようだ。メジャー5シーズンで3度の2ケタ勝利をマークし、今季自己最多の195奪三振を記録した右腕は、新天地としてどの球団を選択するのだろうか。