ヤンキースが今週中にコール&ストラスバーグと面会へ

©MLB Advanced Media, LP.

来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングで移籍市場に大きな動きがあるものと見られるが、ヤンキースはウィンター・ミーティングより先に絶対的エース獲得に向けて手を打つようだ。関係者によると、ヤンキースは日本時間12月4日にゲリット・コール、同5日にスティーブン・ストラスバーグと面会する予定になっているという。敏腕代理人として知られるスコット・ボラスの顧客である両者だが、今回の面会でどのような動きがあるか注目される。

ヤンキースはすでにルイス・セベリーノ、田中将大、ジェームス・パクストン、J.A.ハップ、ドミンゴ・ヘルマン、ジョーダン・モンゴメリーと十分な数の先発投手を確保しているものの、2009年以来となるワールドシリーズ制覇を目指すために絶対的エースの獲得に動く可能性があると見られている。また、田中とパクストンは来季終了後にフリーエージェントとなり、ハップも来季の成績次第ではベスティング・オプションが行使されず退団となる可能性があるため、今オフ中に長期契約で先発投手を確保しておくのはチーム状況に合った動きでもある。

コールは今季アストロズで20勝5敗、防御率2.50、326奪三振をマークして最優秀防御率と最多奪三振の二冠に輝き、サイ・ヤング賞の投票でも2位にランクイン。ストラスバーグは18勝6敗、防御率3.32の好成績で最多勝のタイトルを手にしたほか、ポストシーズンでも5勝0敗、防御率1.98の快投を見せ、ワールドシリーズMVPに選出された。

ヤンキースは田中と7年1億5500万ドルの大型契約を結んだ2014年以降、総額1億ドルの契約を結んでいないが、コールまたはストラスバーグがその契約を手にする可能性がある。すでにヤンキースは現有戦力の年俸総額が1億8000万ドル以上と見込まれており、コールまたはストラスバーグを獲得すれば、ぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドルを超えてしまうのは確実。それでもなお、ヤンキースは両者のいずれかの獲得に動くと予想されている。場合によっては、両者のいずれかの加入によって余剰戦力となるハップ(年俸1700万ドル)の放出を画策する可能性もありそうだ。