福島・浪江、公用車にEV

「走る蓄電池」災害時活用

©一般社団法人共同通信社

福島県浪江町役場に納車された日産のEV「リーフ」=4日

 東京電力福島第1原発事故からの復興に取り組む福島県浪江町は4日、電気自動車(EV)を公用車として20年末までに13台導入し、新たな町づくりや防災の備えに活用すると発表した。バッテリーが給電に使えるEVは「走る蓄電池」としても活用でき、災害時には避難所などに配備する。

 浪江町は、原発事故による避難指示が17年3月に町面積の約2割で解除されたが、居住人口は約1100人にとどまる。公共交通インフラが乏しいため、EVのカーシェアリングの導入も検討する。将来的には、役場や駅に充電設備を設置する計画だ。

 照明用電源にもなる日産の「リーフ」5台が4日、町に納車された。