大日本プロレス選手、防犯に一役 新横浜で啓発活動「年末年始を安全に」

大日本プロレスの選手が参加した防犯キャンペーン=横浜市港北区

 神奈川県警は3日夕、防犯対策の啓発で連携している大日本プロレス(横浜市都筑区)などとともに、新横浜駅(同市港北区)周辺で防犯キャンペーンを行った。年末年始特別警戒の一環で、地元の防犯ボランティアらも参加した。

 大日本プロレス所属の岡林裕二、青木優也両選手、大日本プロレスのマスコットキャラクター「デスかも」が登場。特殊詐欺に注意を促す紙片が入ったポケットティッシュなどを通行人らに配った。

 新横浜エリアの繁華街では、飲食店などへの悪質な客引きや、主に女性に対するしつこいスカウト行為なども目立つといい、県警は「きっぱりと断る勇気を持ち、しつこい場合は警察に通報を」と呼び掛けている。

 繁華街をパトロールした青木選手は「年末年始を安全に過ごしましょう」、岡林選手も「飲酒の機会が増えるが、飲み方に気をつけて」と訴えた。

 県警は来年1月3日まで、「年末年始を安全に」をスローガンに年末年始特別警戒を実施している。

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